いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

洗面所に棚を作る

伊豆から秦野へ出勤。出がけに雨がパラパラ降ってきたが、朝雨は女の腕まくり、この程度の雨なら大したことはあるまいと急坂に飛び出す。坂を下り切り、狩野川の土手に差しかかったところで雨が止んだ。と言うか、道の窪みに昨夜の雨の水溜りが残っていたが、道は乾いていた。雨の天気と曇りの天気のちょうど境目を自転車で突っ切った感じだ。
秦野から見る丹沢の山の端に乳白色の雲が漂い、山肌はより一層緑を濃く盛り上げている。風は昨日の蒸し暑さを吹き散らし、半袖では寒いくらい。昨日で夏はきっぱり終わり、いきなり秋がやってきた。講師室では、この夏の旅行土産が山代温泉、富士山、箱根、男鹿半島、青森(私)と、それぞれの机に並べられていく。その土産を摘まみながら、しばし旅行の思い出話に花が咲く。私はクラス会の話をした。最後に一同、ああ夏も終わりだね。そうだね、来週からまた気合いを入れて仕事に励まなくっちゃ。
ところで、来週からの予定はどうなっていたっけ。と、予定表を見て、アッと気づいた。明日は藤沢の病院に行くんだった。年に一度の胸部X線撮影。X線撮影は、一般的には職場で指定された日に専用の移動車で間接撮影するのだが、私の場合、間接撮影だと必ず引っかかるので、10年ほど前から間接撮影をパスしていきなり直接撮影することにしている。病院で診断書を書いてもらうので別途費用はかかるが、やむを得ない。二度放射能を浴びるよりはいいだろう。
病院に予約を入れたのが一年前だったから、明日がその日だということをすっかり忘れていた。どうしよう。秦野から藤沢に戻って、明日、藤沢から病院に行くか。それとも明日、伊豆から藤沢に向かうか。少し考えて、病院へは伊豆から朝一番で行くことにした。やりかけた洗面所の修繕を一日も早く仕上げたかったから。別に誰に頼まれた仕事でもないのに、たかが洗面所の修繕にこんなに執心するなんて自分でも不思議。5,767歩。
写真は、ほぼ完成した洗面所の棚。窓からの採光を遮らないようにし、洗面台の横に同じ高さの台を置いて使い勝手を良くした、つもり。この台の下に板を渡してタオルの収納場所を作れば、洗面所の修繕は終了。行く夏や虚脱の目覚め昨日今日(あ)
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