いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

アニメを作りたいと思う

胸部X線撮影のため、伊豆から藤沢の病院へ行く。伊豆長岡駅5:42発の電車に乗ると藤沢駅に7:32に着く。乗り換えを含めて1時間50分で着いてしまう。藤沢くらいまでなら十分通勤できるということだ。しないけどね。
本音を言えば、今年で仕事を終わらせたいと思っている。それで今、心に温めているのはアニメーション作り。現役を退いたら、古典文学を題材にしたアニメーションを作りたいと、絵心もないくせにそんな無謀なことを考えている。もちろん、趣味で。お手本は「鳥獣人物戯画」。カエルがウサギを投げ飛ばす、あの絵巻である。
私は最初にiPadを手にした時から、もしかしたらiPad(タブレット端末)は絵巻物との相性がピッタリなのではないかと思っていた。一枚一枚ページを繰る本ではなく、巻物を右から左へ拡げていく感覚。タブレットでは、あたかも指でページを繰るように端の角がめくれる仕草を見せるが、そんなものはどうでもいい。余計なお世話だ。タブレットの画面に指をあて、左から右へゆるゆるずらしていくと、絵や詞が途切れることなく続いて現れる。まさにタブレットは、絵巻物を見るためにあるといっても過言ではない。
だから逆に、タブレットで見ることを前提にした絵巻物形式の表現方法があってもいい。そういうのをアニメで表現できないかなと思っている。昔は動画という表現方法がなかったから絵巻物になったのだろうけれど、今にも動き出しそうな仕草や表情を見ていると、絵を動かしてみたいという発想はあったのではないだろうか。そんな風に思える。
今はパソコン一台あれば、一人でアニメが作れてしまう。絵の上手い下手は別にして。作曲もできる。人工音声のナレーションも入れられる(自ら津軽弁で語るのもありか)。一人でやるにはそれなりに時間はかかるだろうが、この世の置き土産に一つ作ってみたいと思っている。8,384歩。
写真は、久しぶりに作った松前漬け。スルメが少ないようだが、底にしこたま隠れている。明日の朝少しかき混ぜてから出勤するとしよう。さすれば、週明けの月曜にはスルメも柔らかくなって、ちょうど食べ頃になる。これで10日は持つだろう。9月8日は仲秋の名月。今年の月見は自家製松前漬けで一杯と行くか。呑む酒を松前漬けに入れすぎた(あ)
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