いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

菜園の昨日今日

朝、自転車で韮山駅に出る。農道の両側の田圃にはまだ水が張られていない。もう6月に入ったというのに、幾ら何でも遅すぎないか。別にこちらがやきもきすることでもないけれど、掘り返された土がいつまでも乾いたままの田圃は何だか落ち着かない。

庭の菜園のミニトマト、キュウリは順調に育っているが、サヤエンドウの伸びが今ひとつ芳しくない。もともとサヤエンドウは、秋に植えて5、6月のこの時期に収穫する野菜のようだが、昨年、タネを植え忘れて物置にしまっておいたままだった。というか、冬の菜園は大根と春菊で満杯になっていたから、サヤエンドウを植えるだけのスペースがなかった。それを、キュウリ用の支柱を立てたときに、試しにと思ってキュウリの反対側にサヤエンドウのタネを蒔いたのだが、その後、芽を出しはしたものの、キュウリの生育ぶりに比べて、こちらはだいぶのんびりしている。やはり越冬しないと育たない野菜なのかもしれない。
千成ヒョウタンもうまく育っていない。タネはミニトマトの脇に植え、発芽はしたのだが、葉が二葉になったところで別の箇所に移植したのがいけなかった。移植した苗は全滅。ネットの解説を見てみたら、四、五葉で移植するとあった。ちょいと移植を急ぎすぎた。そこで、間引きして残った苗を同じ場所でじっくり育て、葉がだいぶまとまってきたところで移植することにした。既に専用の支柱を立てて準備はしてあるが、急いだってろくなことはない。まあ、のんびりいきましょう。
キュウリは品種の異なるやつを2本ずつ合計4本植えてあるが、先日、奥の2本が揃ってうどん粉病に罹った。白い斑点が日に日に増えてくるので、その葉を切り取ってしばらく様子を見てみることにした。そうしたら、その後は白い斑点が繁殖することもなく、今のところは順調に緑の葉を茂らせている。黄色い花が咲き、曲がった小さい実もそちこちに見え出した。スーパーなどで見かけるキュウリは大抵真っ直ぐだが、菜園のキュウリはどうしたって真っ直ぐにならない。あれは、品種が違うんだろうか、それとも特別専用の育て方があるのだろうか。曲がったってキュウリはキュウリ。もぎたてのキュウリをカポッとかじるあの歯ごたえと口に広がる香気は、何物にも代え難いものに違いない。7,459歩。
写真は、昨日の狩野川の夕陽。温泉交流館に向かう途中の土手で撮った。狩野川に架かる橋は千歳橋で、左手が長岡温泉街、右手が伊豆長岡駅になる。8月4日の戦国花火大会は、この千歳橋たもとから打ち上げられる。もぎたてのキュウリかぽりと香気立つ(あ)
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