いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

真直ぐとゆかぬ胡瓜のあるもよし(あ)

【写真】ミニ菜園の胡瓜。

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今年はミニ菜園に胡瓜の苗を4本植えた。3年前に胡瓜を植えた時はこれでもかというくらいたくさん生って、慌てて浅漬けの素を買って来て大量に胡瓜の浅漬けを作ったものだが、今年はどういうわけか、この1本しか生っていない。
連作障害を疑ったが、前回植えてから3年経っているし、それは大丈夫だろう。植えた場所は去年ミニトマトを植えた場所だが、胡瓜はウリ科、ミニトマトはナス科で、種が違うからこれまた連作障害とは関係ない。日照の問題だって3年前はもっと悪い条件ながらうじゃうじゃ生ったのだから、それも考えにくい。
この1本を皮切りに、これから次々に生るのかと見ていたのに、未だにその気配が見えない。花は咲いているんだがなあ。肥料が足りないのだろうか。それとも他に原因があるのだろうか。う〜ん、判らない。

【水晶苑】13:04〜15:54
私が風呂場に入ると大抵白髭氏が先に来ている。白髭氏は私より15分ばかり早く来るようだ。会えば自然と碁の話になって、先日の日曜に行われた「伊豆本因坊戦」では95歳の方も参加されたと聞いて驚いた。
その方は地元の囲碁愛好者で知らない人はいないというくらい有名な方なのだそうで、昔はバイクを乗り回し、今は自転車を漕いでいるというから更に驚いた。
95歳にしてなお現役の碁打ち(六段)であり自力で自転車を漕ぐなんて、なんというスーパーおじいさんだろう。
昔から囲碁は老化防止にいいと言われるが、なるほど、温泉に浸かって碁を打って自転車に乗ってと三拍子揃えば、いつまでも長生きできること請け合いってわけですか。長生きして世の中に迷惑かけたんじゃしょうがないけど、こうして碁を打ちながら元気に年を取る姿は、ある意味理想の像ですね。できれば私もそういうふうに年を取りたいものです。
白髭氏が湯から上がり、風呂場は私一人だけになった。そこで窓を全開にして蛇口から温泉を惜しみなく流す。どうせ一人だもの誰に遠慮がいるものか、の貸切状態である。湯船に手足を伸ばし、窓から入る狩野川の川風を顔に受ける。ああ極楽、極楽。
午後1時を回ったところで湯から上がると、暖簾を潜って入って来たのが、なんと建材氏。風呂場で建材氏と会うのは初めてである。ということは、今日の囲碁の相手は建材氏ではなく別の誰かになるか、さてお相手はどなただろうと2階に上がると、一昨日3局全敗した方が白髭氏の盤を覗いていた。お名前は◯◯又兵衛、◯◯新平と同じ苗字の人だが、豪快で強引な碁を打つところから、ここでは又兵衛氏と呼ばせてもらうことにする。
その又兵衛氏と、いずれも黒番で3局打つ。そして、またもや全敗。早碁選手権のような早碁で私に考える隙を与えない。ガンガン石を取りに来る。その気迫に圧倒されたわけではないが、こちらもカッと頭に血が上って負けじと手拍子で打ち返すものだから、ハッと気づけば大石取られの図になって投了。これが3局ともそうなのだから我ながら嫌になる。なんてヘタクソなんだろうと思う。もっと冷静に大局を見渡して打たなくてはいけない。反省しきりです。

【淡彩画】散歩の二人(No.117)

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ポイントは「影の暗さを描き、明暗のコントラストをつけると人の姿も立体的になる」こと。
立体感を出すには人物も建物も、ともかく「影の暗さ」を描くことが大事ということですね。明るい部分は影があるからこそ明るく見えるのだと学びました。

【タイムラプス】6月29日(木)6:21〜8:13の伊豆長岡の空。27秒。

【歩数】3,993歩。