いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

図書館で古典の筆写

プラごみを捨てる日だったが、まだ袋いっぱいにはなっていなかったので、捨てるのは来週に回した。今日木曜の午前中は図書館に行く日、と決めた。午前9時から12時まで古典の筆写をすることに、先週決めた。これは、硬筆書写の練習を兼ねているので、進み具合はゆるりとしたものだが、思考速度に合致して気持ちも穏やかになれる。書店には、惚け防止対策かどうか知らないが、薄墨色に印刷された字を鉛筆でなぞっていくワークブックもある由だが、そんなものはわざわざ買わなくたって自前でできる。100円ショップでA4版のノートを買ってきて、それに書き写していけばいい。なんなら、ノートの背を裁断して、書き写したものをスキャナーに読み込ませれば、手書きの古典をiPadで読むことだってできる。これが、レポート用紙だと裏側に罫線が引かれてないので、ここはやはりA4版ノートでなければならない。手始めに、先週から『徒然草』を書き始めている。書いていると、兼好法師の筆のスピードが想起され、また、これまで読み落としていた事柄を発見したりもして結構楽しい。

一週間前、中学生に「大山古墳」の場所を尋ねられて答えられなかった。そのことを思い出して図書館で調べてみた。郷土資料をいろいろ当たってみたが、「大山古墳」なるものは見つからなかった。その代わりに「長者原大平遺跡」というのが、伊豆サイクルスポーツセンターの近くにあることを知った。資料によると、この遺跡は「北伊豆における縄文時代早期前半(撚糸文・押型文期)の遺跡群」とのこと。私に尋ねた中学生は、もしかしたら大平遺跡のことを言ったのではないかと思っているが、そうだとしても、私が呼び止められた位置からは到底歩いて行ける距離ではない。それとも、資料にも載っていない秘めた史跡が別のところにあるのだろうか。でも、いくらなんでも中学校の先生が、資料にない場所に行ってこいなんて言わないよなあ。
夕方、風呂に行こうとしたら、ラジオから、雨が降り出して、たった今、中学生たちがびしょ濡れになって走って通り過ぎたという声が流れた。それで外に出てみたら、あれ、雨は降っていない。FMのラジオ局は韮山時代劇場の中にあるのだが、電車二駅分の距離で雨の降っている場所と降っていない場所があるんだなあと思って空を眺めていたら、みるみる雨雲が北側から流れてきて、こちらにも雨がパラパラ落ちてきた。大した降りじゃないから、自転車を飛ばして一っ風呂浴びてこようとしたところでざあっと来た。これだけ降られりゃ仕方がない。今日は家の風呂で我慢することにしたじゃ。1,278歩。
写真は、今年のホタル観賞のチラシ。まだそんなに多くは飛んでいないみたい。反射炉のライトアップも見たいし、来週あたり行ってみようかな。金曜に持ってく仕事はできたのかい(あ)
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