いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

賑やかな山行者

藤沢から秦野へ出勤。天気予報では関東平野部でも雪になるかもしれないと言っていたので、秦野だったら丹沢の麓だし、これはきっと里の雪景色が見られると期待したが、昼になっても雪は舞い降りて来なかった。ただ、大山の西側の山の端が白く霞んでいたから、丹沢の頂上付近は雪が降っていたのかもしれない。

熱海駅で島田行きに乗り換えたら、同じ車両に山歩きの格好をした、男女10人ほどの年配のグループが乗り込んできた。これがなかなか元気溌剌で、静かだった空間が一気に高齢者交流の賑やかな場となった。読書に集中できず、電車が丹那トンネルに入ったところでiPadを閉じて目を瞑る。

三島駅駿豆線に乗り換えてiPadを取り出していたら、またしても賑やかな語らいが乗り込んで来た。熱海駅で一緒になった山歩きグループである。空いているからこの辺にしましょうとグループの一人が提案し、私の座っているボックスを取り囲むように座り出した。通路に立って座りあぐねている人がいたので、間髪を容れずに席を譲って別の車両に移る。一行は終点の修善寺で降りるようなことを言っていた。冬の天城峠を越えて河津へ出る山行だろうか。『あすなろ物語』には雪の天城が描かれるが、この寒波で、もしかしたら天城峠は雪になっているかもしれない。どうぞ、お気をつけて。

写真は修善寺のホームセンターで見つけた竹籠。もぎ取った柚子を入れるのに使っていたが、今は大量に柚子を取ることもないので台所の脇に吊るしている。8,564歩。踊り子の越えし峠の雪催い(あ)

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