いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

手間暇かかる「自炊」

先週の土曜にブックオフで、20%オフのサービス券を使ってまとめ買いしておいた本を8冊ほど「自炊」した。本の厚さにもよるが、1冊につき平均20分ほどかかる。8冊だと160分。ぶっ通しでざっと2時間半以上になる。結構な時間だとは自分でも思う。そんな時間があったらもっと他のことができるだろうとも思う。大体2時間半あれば本の1冊くらいは読めちゃうでしょう。しかし一方で、いつでも手軽にパッと読める状態を作れるときに作っておきたいという思いも強い。これも、時間に余裕があるからできることなんですけどね。

「自炊」は正直言って手間です。しかし、一旦手間暇をかけてPDF化しておけば、後は好きな時に好きな場所で読むことができるのがいい。また、タイトル名とか著者名で検索すれば、たちどころにプレビューできるのもいい。確かあの本にこんなことが書いてあった、なんてのをいとも簡単に確かめられる。いつぞや『鬼が来た』の棟方志功の麻雀の場面を引用したが、そういうことができたのも本をPDF化してハードディスクに保存してあったから。これを便利と言わずに何を便利と言うか。

スキャナーも、昨今は随分性能が良くなり、処理スピードもアップしているようだ。しかし、私には3年前に買った当時のスキャナーで今のところ十分です。故障も全くないし、私の酷使にも健気に耐えています。

写真は伊豆の散歩道の途中にあるブランコ公園。孫は勝手にそう呼んでいる。霜柱が立っていようが薄氷が張っていようが構いはしない。移り行く雲を仰いで、あ、蟹だ、象だ、蝶だとはしゃいでいる。子どもは風の子、元気の子。14,367歩。冬の雲流れて蟹と象と蝶(あ)

f:id:jijiro:20140116035423j:plain