いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

パーゴラ風にしよう

月に一度の定期検診で大場の病院へ行く。数値も正常に戻りつつあり、このまま飲み薬で経過をみましょう、ということになった。普通に枝豆で晩酌を嗜んで、普通にラーメンや唐揚げを食っての数値だから、殆ど正常の範囲と判断していいでしょう。後は、年末年始に調子こいて暴飲暴食をしないことですね。

薪ストーブの煙突の、外に出た部分をどう支えるかということだが、これについては、濡れ縁に柱を2本立て、もう一対を芝生の上に立ててパーゴラ風に仕立てることにした。柱と柱は2x4材を渡し、玄関側の2x4材の脇から玄関屋根まで垂木を繋いで、その上に煙突を支える櫓を組み上げる。これだと水道の蛇口周辺に支柱を立てなくて済む。この発想はねぶたの角材の組み方からヒントを得た。更に台風にも耐えられるだけの強度を保つために、屋根の上に置かれたアルミのベランダに括りつける。高が煙突の支柱を用意するのに、パーゴラまで作る羽目になってしまった。一度は断念したパーゴラではあるが、まさかこんな形で復活するとは思わなかった。パーゴラができたら、夏、上に葦簀を被せ、柱にハンモックを吊るして午睡するんだ。むふふ、また一つ人生の愉しみが増えました。

構想がまとまったところで、早速、材木を買いに行く。店は葛城山ロープウェイ駅の近くにある。多めの材木を買うならここだと夏前から決めていた店で、卸も小売も扱っている。買った材木を家まで運んでくれるというのが何より嬉しい。ここで3mの9センチ角を4本、垂木を18本(1束6本x3)を買った。トラックが空いていたら俺が運んでやるよ、と応対してくれた店員が言う。そして、奥にトラックが一台停まっているのを見つけて、買った材木を積みだした。思わぬ急展開に面食らいながら、助手席に飛び乗って家までのナビを務める。店員はだいぶ年配の方と見えた。車に乗り馴れていないから、と言いながら運転している。ギアチェンジに苦労している様子を横目で見て、なるほどと納得。信号が嫌いだからと狩野川の土手道をがんがん飛ばす。そんなに飛ばさなくてもいいのに。大丈夫なんだろうか。不安が急に襲ってきた。その不安は寺院の脇の急坂でピークに達する。坂の途中で前へ進まなくなったと思ったら、トラックは黒い煙を吐いてずりずり後戻りし出したのだ。エンジンの焦げる臭いが充満し、黒煙が背後からもくもく立ち上ってフロントガラスを舐める。道を歩いている人も迷惑そうに手で鼻を覆っている。うわっ、大変だ、焼け焦げる。炎に包まれた車の中で足掻く地獄絵を想像し、ぞぞっとした。正直に申し上げます。私、死ぬかと思いました。9,338歩。生きている死ぬかと思ったこと数多(あ)

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