先週末に漬けた白菜が、いい感じに漬け上がった。柚子の香りが心持ち強いかもしれない。庭から3個捥ぎ取り、剥いた皮を千切りにして添えただけなのだが、白菜2株には、柚子2個分で良かったようだ。日高昆布の出汁もうまく効いていて、糸引く粘り加減が何とも絶妙。白菜漬けは、ビールにも焼酎にもウイスキーにも勿論日本酒にも、全てにマッチしたオールマイティな酒肴です。この漬け方を編み出した人は天才としか言いようがない。
ピザ窯(のようなもの)を廉価な薪ストーブで作ろうと思ってネットで関連サイトを覗いていた。それで、ガスコンロを使ってピザを焼く商品をヤフオクで見つけた。「PIZZERIA」という。最初はこれを薪ストーブに乗せたらいいかもしれないと思ったが、スタートの価格が思いの外高く設定されていて、無理して手を出すまでもないと思った。ただ、そのアイデアはいただくことにした。要するに、似たようなやつを手作りすればいいんだ。
午前中は強風が吹き荒れていたので、風が収まった午後から近くの石材店に出かけてみた。卸も扱う大きな店で、「伊豆村の駅」というテーマパークの下田街道を挟んだ反対側にある。ここなら大谷石がありそうな気がして訊いてみた。そうしたら取り寄せになるという。実は大谷石でピザ窯を作ろうと思うのだが、と話すと、ピザ窯なら店にあると案内してくれた。それは大谷石ではなく、上から下まで溶岩プレートで作られた本格ピザ窯だった。値段は16万円。大谷石はもっと割高になりますよと言う。この時点で大谷石は選択肢から外れた。ピザ窯の隣に30cm四方、厚さ2cmの溶岩プレートが積まれてあって、1枚1500円の値札が付いていた。これですよ、これ。これを探していたんです。これをピザを焼く台座にして、これにアールの蓋を被せればいい。蓋は素焼きの植木鉢を引っくり返して代用できるのではないか。そう思って、石材店の帰りにスーパーで植木鉢を買って来た。448円。来週試しにこれで冷凍ピザを焼いてみよっと。2,884歩。余興ですうまくいったらお慰み(あ)
