いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

長久保公園の樹木

辻堂太平台の長久保公園まで散歩。本当は辻堂海岸まで歩こうと思って家を出たのだが、今日中にある程度まで目処を付けておきたい仕事が残っていて、それがちょっと心に引っかかっていたので遠出を避けた。

長久保公園を散策するのは約10年ぶり。さほど大きい公園ではないが、樹木の名を覚えたりするのに手頃だ。と言っても、10年前はよもや庭木の手入れをする状況になるとは思ってもみなかったわけです。全く、人生どう転がるか分かりませんねえ。園内には苗木の販売店もいくつかあるから、欲しい苗木があったら買うこともできる。また、「みどりの相談所」というコーナーもあって、庭木のあれこれを相談できるようになっている。折角だから剪定の方法とタイミングを相談しようと思ってドアを開けたら、先客があった。パネルの展示に目をやりながら、指導員のレクチャーに耳を傾けていた。耳に入ってきたのは、庭木の下に何も植えてはいけないという言葉。ドキッ。今、伊豆の庭は真逆の状態になっている。甘夏の下には大根を植えているし、柿と枇杷の下にはシュンギクを植えている。樹木の肥料を撒いても、それが下に植えた野菜に吸い取られて樹木に栄養が行き渡らないというのだ。なるほど納得。来年は有効栽培を止めて、ゆとり栽培にします。

それにしても、本当に木の名前を知らない私。先週、伊豆の家の前の落ち葉を掃き集めていたら、通りかかったお婆さんに、素敵な庭木だこと、なんて名前? と赤く色づいた木の名前を訊かれて答えられなかった。自分の家の庭に生えている木の名前も知らないなんて情けない。勉強用に図鑑を買ってみたものの、6畳間の上の棚に置いたままだ。もっと真面目に木の勉強をしないといけませんね。

図鑑を見て樹木の名を覚えるのもいいが、手っ取り早いのは、木の名札がぶら下がった公園などに足繁く通うことでしょう。その点、長久保公園には数多くの種類の樹木が植えてあり、とても勉強になります。ヤマボウシを見つけてパシャ! 今年4月に成約祝にもらった苗木の中にヤマボウシがあった。車庫の脇に植樹したが、今日長久保公園で見たらかなり背丈のある樹木で、植え場所を間違えたかもしれないと思った。でも、今や根も張って移植が難しいし、幹が伸びきる頃には私の命もあの世だろうと、無責任ながら放っておくことにした。7,972歩。我が命消えても伸びよヤマボウシ(あ)

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