いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

た◯◯さんの店

旧同僚と平塚で飲む。店は「海楽人」といって、平塚の漁港に程近い場所にある。これまで何度となく行った店だが、「からっと」と読むんだということを今回初めて知った。呑気なものである。旧同僚は、店の名前なんかどうでもよいといった心持ちの人だ。無論私も同じ穴の狸。われわれはその店を「た◯◯さんの店」と呼んでいる。それで通じる。龍城ケ丘のアパートでお世話になった元同僚の息子さんが、5年前だったかな、いやもっと前かな、に出した店。地魚のメニューがずらり並び、釣った魚を持ち込むと捌いてくれる。駅から歩くと遠いけれど、地元の人に愛されている感じだ。今日も船宿の主人らしき人が、わがままな釣り人のことを愚痴っていた。た◯◯さんは、カウンター越しにそれを優しく受け止める。と、話題はいつの間にか北朝鮮の情勢に移っていった。こんな懐の広さが地元の常連の心を掴んでいるだろうな。すかんぽの赤らむほどに酒を酌む(あ)

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