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いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

草餅を食む僚の口我の口

「いずぃなり」の会の二日目は餅搗きと決まっている。去年からそう決めた。

最初の2年こそ2日目の朝は手作りのいなり寿司がお膳に並び、この会を象徴するものとして私のブログのタイトルにも使わせてもらっているのだが、3年目にいなり寿司担当の人が参加できなくなってから朝食は普通の食パンで済ますようになっていた。

また、2日目だけなら参加できるというメンバーも毎年出るようになって、ならば2日目にも「再会を祝して乾杯」できる何かを考えようということで餅搗きを思いついた。

それで2年目の餅搗きだが、これが生憎の雨ときた。しかし雨だって雪だって、餅は搗くと決めれば搗くのである。これも去年から勝手にそう決めた。

ベランダからブルーシートを垂らし、ムクゲの枝と梅の枝に麻紐でくくりつけて張る。これで雨対策はバッチリ。

去年使わなかったもち米3kgをダッチオーブンで蒸す。その間にヨモギ摘み取り班の3人が雨の中でヨモギの若芽を摘んできてくれた。そういえば同僚のスタッフは、この時期のヨモギの若芽を摘み、それを冷凍しておいて草餅を作る時に使うんだと言っていたなあ。そうか、それならば孫どもが伊豆に遊びに来た時用に、どれ、私もひとつ冷凍しておくとするか。

ダッチオーブンから勢いよく噴き出していた湯気が、気づいたらいつの間にか鎮まっていた。さっきあれほどたっぷり注いだ水が、まさか、なくなったのではあるまいなと蒸籠を持ち上げてみたら、なんと、まさかの空焚き状態だった。恐るべし薪ストーブの火力、である。

で、ダッチオーブンに水を足し、蒸籠を元に戻そうとしたら、蒸籠がへにょっと歪み、締め付けていた輪っかがポロリと取れた。明らかに寿命の様相。蒸籠の底に布を敷いておいて助かった。

数人の搗き手が交代で杵を振り下ろし、私は去年と同じ返し手を担当。大体搗き上がった頃合で餅を半分に分け、臼に残った餅に茹でたヨモギを混ぜて再び搗く。ヨモギの色がまんべんなく餅に染まったら草餅の完成。

搗き立ての餅を食べながら、2日目合流組を交え、私の生存が確認できて何よりでしたの乾杯となる。私ですか? 私はまだまだくたばりませんよ。元気な年寄りと、懲りずにまた来年もお付き合いください。(あ)


【写真】搗き立ての餅を皿に千切っているところ。

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【淡彩画】逆巻くような早瀬(No.56)

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ポイントは「流れの形は立体的に見えているので、白っぽく見える部分や暗く見える部分などをよく観察し、明暗の違いを描き分けるようにする」こと。

中央の岩から描き始めたが、なかなか岩になってくれず苦戦。激流も、手前に流れてきているんだか、向こうへ流れて行ってるんだか分からない。何やら得体の知れない絵になってしまった。

途中で何度も、最初から描き直したいと思ったが、今日は何としても藤沢に戻らなければいけない。描き直す時間がない。

藤沢に戻れば絵は描けない。携帯用の固形絵具はリュックに入れてあるから、その気になれば描けなくはないが、その気になれない。横須賀のカミさんの実家に運ぶ荷物を車に積み込む作業がまだ残っていて、それをしないでのんびり絵など描けるわけがないのである。

早く描き上げて早く藤沢に戻らねばと焦る。焦れば焦るほど集中力がなくなって観察がおろそかになる。白く塗り残さなければいけないところを塗ってしまったり、白墨汁で修正して余計変になったり、もうしっちゃかめっちゃかである。

これまで描いた絵の中で最低の出来です。絵は焦って描いてもろくなことはないと思い知らされました。恥ずかしいけど、これも今の私と受け止めて載せることにします。


【歩数】6,640歩。