いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

花李思ひ出尽きぬ僚ありて

今日は「いずぃなり」の会のメンバーが集まる日。

この集まりは、退職した2012年3月から始めて今年で5回目になる。

今回は先週の引越の荷物が片付いていない中で行われた。泊まってもらうにも布団を敷く場所がない。みんなが集まる今日までになんとかしなければと思っても、今週は片付ける時間が全く取れず、ようやく休みが取れた今日の午前にバタバタと、とりあえず二人分のスペースを確保した。

今回の参加メンバーは私を含めて7人。うち2人が今日の都合がつかず明日一日だけの参加となった。それでもわざわざ伊豆まで来てくれるというのが何より嬉しい。

待ち合わせを伊豆長岡駅午後5時22分にし、メンバーの到着を待つ。メンバーといってもこの時間に集まれたのは2人だけで、残り2人は仕事で遅れるとのことで別行動になった。

駅で「湯ったりきっぷ」を買い、3人はバスで温泉場に向かう。「湯ったりきっぷ」は行きのバス代込みで、通常1,000円以上する日帰り温泉を740円で楽しめる。

バスを「温泉場中」で下り、武者小路実篤が常宿としたという「いづみ荘」へ行く。が、玄関の看板に3校ものサッカー部の名が並び、風呂場の混み具合を考えて場所を変えることにした。それで、歩いてすぐの「小松家八の坊」へ入る。

フロントの人に「きっぷ」を見せると、ここも風呂場が混んでいると言う。学校が春休みに入り家族連れが多く宿泊しているらしい。6時の夕食時間になれば少しは空くかもしれないと言うので、ソファで待たせてもらうことにした。

7階の風呂は洗い場が6箇所あるだけで、思ったほど広くはなかった。外に、詰めれば3人は入れそうな檜の露天風呂があるが、前にマンションが建っていて景観は良くない。私の評価は星2つ、かな。

「いずぃなり」の会の宴は、囲炉裏でせんべい汁をグツグツ煮込むことになっている。それで、これまで鉄の大鍋を自在鉤に吊るしていたのだったが、鍋の錆がいよいよ激しくなり、金タワシで洗ったら錆がポロポロ剥がれ落ちる始末。やむなく今回は使用を断念した。

せんべい汁を煮込み始めたところで遅れの2名が加わり、まずは再会を祝っての乾杯。囲炉裏でイカを焼き、薪ストーブでイワシとアジを焼き、ビールから日本酒焼酎に変わったあたりでせんべい汁ができあがる。そうなればもう思い出話は一気に満開になり、楽しい夜はあっという間に更けていくのでした。(あ)


【写真】李(すもも)の花

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李の苗木を植えたのは2013年4月7日。苗木は4年前、伊豆の家を斡旋してくれた不動産会社から、ブルーベリー、ヤマボウシと一緒にいただいた。

去年、同じ時期に花を咲かせたかどうか記憶にない。咲いていれば今日のように写真を撮っているはずだから、たぶん咲くのは今年が初めてじゃないかな。


【淡彩画】白く光る急流(No.55)

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ポイントは「水面の影の色を、岩の暗さよりは薄く、白く光っている部分よりも濃い色調で描く」こと。

手本を見た時は、こんなのとても描けないと思ったが、描けるもんですね。ちょっと嬉しい。


【小松家八の坊】17:39〜18:31(5→6人)


【タイムラプス】3月25日(土)6:12〜8:23の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10212460240443237/


【歩数】10,587歩。