コミック誌今号の「ゴルゴ13」を模写して驚いた。
ゴルゴ13の構える銃がとてつもなく精巧なのだ。たった1コマに過ぎないのに小道具にも手を抜かないところがすごい。恐れ入谷の鬼子母神である。
作者のさいとう・たかを氏が亡くなったのは3年前の9月。すでに鬼籍の人になっているが「ゴルゴ13」自体はいまだ連載が続いている。
完全分業体制を確率しそれぞれ専属のスタッフを擁しているからそれができる。
漫画家とは職人気質の一匹狼的なところがあったが、さいとうプロダクションの登場によって、スタッフがこぞって一つの劇画を完成させる体制が出来上がった。この流れは決して小さくない。
私の模写した1コマには背後にビル街が描かれている。おそらく背景専属のスタッフが描いたものと思われる。それで、主人公を描かなくても背景を描くだけで飯を食っていけるようになった。そういうことだ。
【きょうの一枚】モッコク(木斛)の花。

玄関脇に木斛が植わってある。
今日、庭いじりをしていて木斛の花が蕾んでいるのを見かけた。
この木斛は前のオーナーが植えたもので、譲り受けた当初は先端がまだ玄関屋根まで到達するかしないかぐらいの丈だった。が、今やベランダを追い越して二階屋根までぐんぐん枝を伸ばしている。
庭を持たない人にはどうでもいいことだけど、庭を持つ私にはかけがえのない成長記録である。何も手入れしないのに、よくぞここまで成長してくれた。素直で愛いやつなんだ。
【書】清原元輔きよはらのもとすけ(No.1,803)

「契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは」(意:約束したのにね、互いに泣いて涙に濡れた袖をしぼりながら。末の松山を波が越すことなんてあり得ないように、決して心変わりはしないと)
清原元輔は、清原深養父(きよはらのふかやぶ)の孫で清少納言の父にあたる。平安中期に活躍した「梨壺の五人」として知られ、五人で『万葉集』を現在のような二十巻本の形に整えたり、村上天皇の命によって『後撰集』の編纂をしたりした。
「梨壺」とは、宮中の梨壺に和歌所が置かれていたことからの命名で、「梨壺の五人」とは、清原元輔•紀時文•大中臣能宣•源順•坂上望城を指す。
【ディジタル画】『カーライル博物館』その9(No.1,303)

「経験は最良の教師である。ただし授業料が高すぎる」。
トーマス・カーライルの箴言。
人は、経験を積み重ねることによって成長する。そして、より多くのことを知る。すると、また多くの新しい疑問が湧いてくる。その繰り返しだ。楽なことなんて一つもない。
死ぬときに、いい人生だったと来し方を振り返りたいが、自分にとっていい人生って、どんな人生のことをいうんだろう。
勝海舟は永遠の眠りにつくときに「これでおしまい」と言った由だが、激動の中であれだけたくさんのことを成し遂げた方にしてこの謂だ。その潔い覚悟に脱帽。
【昭和の風景】墨画(No.523)

絵手紙。「あめも また たのし」。
雨降りは鬱陶しいけれど、これがないと楽しい夏はやって来ない。
そう、雨を楽しんじゃえばいいんだ。そうすれば鬱陶しい気分も吹っ飛ぶ。
【タイムラプス】令和6年6月15日(土)5:39〜9:12の伊豆長岡の空。26秒。
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