【きょうの一枚】玄関アプローチ(その2)。
先日、前の道に降りて撮った。伐ったカイヅカイブキの枝は、この先の道路中央にはみ出ていた。
普段は、斜向かいの古桜の落ち葉が吹き溜まって見窄らしい格好を見せる玄関アプローチも、たまに竹箒で掃き水を撒くと、ほれ、ご覧の通り。見違えるように綺麗になるもんだ。
おや、いちばん下段の踏み石の下に苔が生えてますよ。今まで落ち葉に隠れて見えなかったんだな。写真だけで見ると、人里離れた山奥の廬の雰囲気が出て野趣たっぷりです。
苔蒸す廬か。いいじゃないですか。
穴があるねえ。あの穴はなんだろ。位置的にちょうど門柱があったあたりだ。前のオーナーがここに門柱でも立てていたのかな。門柱を立てるほどの家でもないけどね。私だったら郵便ポストだな。
だけど、なんだかんだ言って、ここから15分も歩けば最寄り駅まで行けるのはなんとも便利。
私は今、その駅に近い病院に週に一度リハビリ治療に通ってる。
過去に撮った写真を載せるということは、さては写真のストックが切れたね。えへへ、バレバレもいいとこ。
あるときは、どれをアップしようか迷うほどあるんだけどなあ。今回は、この写真一枚しかない。
いいさ、このブログは、なんでもない日常をダラダラと書き綴っているだけなんだから。
誰に邪魔されるでもなく自分の世界に浸れる時間。そういう自由を満喫できるのがこのブログを書く時間だと思っている。
【書】「適」テキ・かなう(No.1,575)
「辶(道)と啇(セキ・テキ。まっすぐの意→逞)とで、まっすぐ「ゆく」意を表す。」(『旺文社漢字典第2版』)
「かなう」の漢字に、「適」「敵」「叶」のどれを当てるかいつも迷う。てか、前後の文脈から判断して使い分けている。そんなことばっかしてるから、書く文章がちっとも捗らない。
【ディジタル画】『道草』三十八(No.1,015)
島田夫婦と共に暮らした家とその界隈を語る。
「路を隔てた真ん向ふには大きな唐金の仏様があつた」とあって、「錫杖を担」ぎ「笠を被」っていると続くところから、全集注解では「地蔵である」と断定している。唐金とは青銅のこと。
江戸・享保年間に鋳造された地蔵のことかと注解にある。で、そのうちの巣鴨・真性寺の坐像一体を参照した。島田の居住所は「駒込」あたりかと推察したので。
【昭和の風景】東海道五十三次「草津」色付き(No.295)
当地に足を踏み入れたことはないが、「草津」には深い思い出がある。
高校当時、草津といえば上州の温泉町しか知らなかった。
ところがどっこい、東海道にも草津という地があって、そこの地図が大学入試模擬試験に出た。てっきり上州の草津だとばかり思っていたら、それがとんでもない勘違いだった。それは東海道は草津の宿場町だった。
琵琶湖周辺で幼少期を終えた方には当たり前でも、本州最北端の青森出身の私には初めて見る宿場町の地図だった。
【タイムラプス】令和5年10月30日(月)7:05〜9:13の伊豆長岡の空。32秒。