いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

庭木枝軋ませてをりハンモック(あ)

 孫娘が伊豆に来るというので、外の小屋からハンモックを出した。

 久々に出したら、シミが黒ずんでホルスタイン牛の肌のようになっていた。また、真綿のように白い蜘蛛の巣もそちこちにあった。

 孫娘が遊び終わったら、涼風に揺られながら読書でも楽しもうと思ったが、これじゃちょっと厳しいかもしれない。

 

【きょうの一枚】熱海富士関のポスター。

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 熱海駅ホーム売店の窓ガラスに貼ってあった。

 「感動を、ありがとう」の文字が踊る。

 確かに今場所はめざましい活躍だった。あまりに成績が良すぎて十両から這い上がったばかりだというのに優勝戦戦に顔を出すことになった。あれよあれよという間の出世に、本人がいちばん驚いているかもしれない。よもやこんな早く優勝のチャンスが巡ってくるとは思ってもみなかったことだろう。

 問題はこれからだ。これからどんな相撲を見せてくれるのか。それを静かに見守っていきたいと思う。

 

【書】「網」ボウ・モウ(No.1,545)

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「罔(あみ)に糸を加えて、「あみ」の意に用いる。」(『旺文社漢字典第2版』) 

 

【ディジタル画】『道草』七(No.985)

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 主人公・健三は姉に、養父(島田)と出会ったことを話す。養父は健三の近くに住んでいるらしい。

 姉に言わせると、「なんぼ因業だつて、あんな因業な人つたらありやしないよ」となる。「前は時々来て、来るといつでも十一時頃でね。鰻飯がなにか食べさせないと決して帰らない」ほどの「業突張」だったようだ。

 

【昭和の風景】東海道五十三次「藤川」色付き。(No.265)

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 道端に育つ植物は何だろうと思っていた。

 芭蕉に、「ここも三河むらさき麦のかきつばた」という句がある。。藤川宿一帯に生えるむらさき麦が風に靡く光景を詠んだものだ。それで、この道端に生えるのが「むらさき麦」ではないかと見当をつけた。「むらさき麦」は、その名の通り、茎が紫色なのだそうだ。だったら、それと判るように色を塗るんだった。塗ってから気づいた。  

 

【タイムラプス】令和5年9月30日(土)10:14〜12:22の伊豆長岡の空。31秒。

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