いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

嵩のない川を渡れる散水車(あ)

 東京の次男から送られてきた荷物をようやく片付けた。
 ガラステーブル、巨大なテレビ台、これも巨大なベッドをなんとか使えるようにして、そして最後に、重さはさほどでもないが、ひたすら嵩張るだけの照明器具(これが5セットもある)を押し入れの奥に仕舞うことができた。代わりに、これまで押し入れに仕舞ってあった思い出のアルバムは2階部屋の本棚に移した。
 最近の照明器具はおしゃれにできていて、都会の摩天楼のリビングには合うかもしれないが、田舎のくたびれた家の天井には向かない。黒い煤がハラハラと落ちてきそうな、昔ながらの裸電球がお似合いだ。ランプから電球になったときの、あの裸電球がいい。
 能登半島珠洲市に「ランプの宿」という宿泊施設があって、えらい人気だという。呑兵衛夏旅行で能登を車で走ったときに看板を見たが、見るからに不便この上ないところにあって、どんな人が泊まるんだろうと訝しく思ったものだった。
 今や、能登半島に限らず、「ランプの宿」は全国あちこちに存在するらしく、不便をあえて売りにしているようなところがある。
 日常の不便を十分味わっている私としては、あえて非日常の不便を味わいたいとは思わないが、便利さに慣れ切った都会の人からすれば、そういう鄙びた感じがたまらない魅力と映るのかもしれない。
 嵩張るばかりで、どこに置くんだこんなもの、とぶつぶつ言いながら、東京の次男か送られてきた照明器具を片付ける私。
 カミさんは、使わないんだったら捨てちゃえば、と簡単に言うけど、私は捨てきれずに仕舞う場所をあそこだここだと考えて、なんとか整頓する。そして、やればできるじゃないかと自分で自分をほめるのである。


【今日の一枚】残土置き場の鍵。

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 あす、これで残土置き場の錠前を開けて、軽トラで運んだ刈り草を盛ります。この鍵を借りるために片道40分歩きました。しばらく運動をしていなかったせいもあって、炎天を歩いていたら熱中症のような症状になりました。やばい、ここで倒れるわけにはいかん。


【書】「鼓舌」こぜつ(No.762)

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 「舌を鳴らしてしゃべる。饒舌(じょうぜつ)」(『旺文社漢字典』第2版)
 「鼓」は、鼓を打つ形で、「つづみをうつ、うつ、つづみ」の意味となる。太鼓に限らず、打楽器を打ち鳴らすことを鼓(う)つという。勇ましいはずんだ音が出るから、鼓を鼓(う)って勇気づけることを鼓舞といい、腹を鼓(う)って満足して暮らすことを鼓腹という。
 「舌」は、口の中から出ている舌の形。「した」をいい、「ことば」の意味にも用いる。甲骨文の形はその先端が二つに分かれている形で、蛇の舌のように激しく動く舌であり、人の舌の形ではない。


【ディジタル画】農業女子(No.206) 

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 こんな素敵な女性が農業の働き手になってくれたら、日本の自給率もぐんと上がること請け合いなんだけどなあ。
 手を抜こうという気持ちはないんだけど、1時間以内に描くとなると、このような描き方になっちゃう。髪の毛をもう少し丁寧に描くんだったな。


【タイムラプス】7月17日(土)7:05〜9:06の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4239803666077478/?d=n


【新型コロナ】7/17(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,030(前週同曜日比 +28)
重症者数→491(前日比 −5)
累計死亡者数→14,866(前日比 +19)