いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

何色に咲くやすくすくチューリップ(あ)

 小田原に嫁いだ娘が、今日、伊豆へ来るはずだった。上の孫が塾へ行きたいと言い出して、ついてはパソコンやらiPadやらが要るという。今は使わなくなった端末があるので、くれてやるから取りに来いと言っておいた。
 それで今日来るはずだったが、都合ができて取りに行くのは明日になると言ってきた。下の孫娘も伊豆へ行きたいと言っているから一緒に連れて行くとのこと。当然、翌日は学校があるだろうから、来てもとんぼ返りということになる。

 お兄ちゃんは? お兄ちゃんは来ないという。誰も邪魔するものがいなくなってゲームに没頭できるから、かえって都合がいいとでも思っているのだろう。
 熱中する何かがあるというのはいいことだ。ひるがえって私はどうだろう。熱中するものがあるだろうか。時間が経つのも忘れて没頭できるもの。書か、絵か。そのどちらも、か。
 書は甲骨文や金文などの古代文字にハマっている。漢字の成り立ちの勉強を兼ねて書いているが、書いて面白いと思うのは断然、象形文字。「鹿」なり「馬」なり「象」なり「魚」なり、何度書いても面白い。
 書は、筆墨硯紙をまともに揃えるとなると半端ない額になる。それで私は、「Zen Brush 3」というアプリと出会ったこともあって、今はもっぱらタブレットで書を書いている。実際に紙に書くときの滲みやかすれの妙は表現しきれないが、アプリ開発者の尽力によって、それに近い効果は出せるようになってきた。
 できれは、書で手に馴染んだ技巧を絵にも活かせないかと思っているが、肝心の絵の技術が育っておらず、今は足踏みをしている状態。いずれは、書と絵のコラボ作品をものしたいと思っているが、見通しはまだまだ暗い。構えず、自然体で物事を見つめられるようになるまでには、時間が経つのも忘れるくらい、もっともっと修業を積まないといけません。


【今日の一枚】チューリップの芽。

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 孫娘と植えた鉢植えのチューリップが芽を出した。球根は職場からのいただきもの。どんな色の花が咲くんだろう。楽しみです。


【書】「石馬」せきば(No.580)

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 「石で造った馬。墓前などに立てる。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「石」は、厂(かん)と口とを組み合わせた形。厂は山の崖(がけ)の形。口は、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形。→白川静『常用字解』
 「馬」は、馬の形。「うま」をいう。たてがみのある馬の形。
 「石」と「馬」を組み合わせた「碼」(JIS第2水準)という字もあるんだね。宝石のメノウは「碼瑙」の字を当てる。あと、ヤードを漢字変換したら「碼」が出てきた。


【タイムラプス】1月26日(火)6:03〜7:09の空。32秒。

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【新型コロナ】1/26(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,762(前日比 −1,228)
重傷者数→1017(前日比 +10)
累計死亡者数→5,193(前日比 +74)