いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

沓脱の石の脇より野菊かな(あ)

 3校時の体育は持久走。私は5分間走で200mトラックを3周半し、10分休憩した後、1,000m走を8分ちょっとかけて走った。走ったというより小刻みに歩いたという感じ。一緒に走った男の子に2周抜かれた。

 こんなに走ったのは何年ぶりだろう。糖尿病と診断されて以降は走っていないから、少なくとも10年以上は走っていない。

 が、走っていない間も、歩くことは意識してやっていた。三島に勤務していたときは三島田町駅から三島駅まで往復歩いたし、勤務が修善寺に変わってからは、帰りに狩野川の土手を家まで歩いた。一度だけだが、狩野川の土手をそのまま沼津の河口まで歩いてみたこともある。さすがにそのときの帰りはバスを使ったけど。

 そういえば、歩くこともしばらくやってないなあ。沼津アルプスの尾根伝いを歩くのも面白そうだと思うが、思うだけでまだ実行はしていない。うかうかしていたらどんどん老化が進み、山歩きどころではなくなっていそうだ。

 今日はマイペースを保って走ったから、久々に走ったわりには足腰にさほど負荷はかからなかった。だからといって走ることを続ける気はない。70を超えても走る人はあまたいるけれど、私にはとてもそんなマネはできない。近場の気ままなウォーキングがせいぜいだ。

 定期的に検診に行っている大場の病院では主治医からウォーキングを勧められたりするが、これまで一度も参加したことがない。前回は、三島のせせらぎを皆で歩いたと言っていた。そこは私も数回歩いたことがあるが、蒼葉若葉の新緑の季節が散策するのにいちばん良い。その程度のウォーキングなら負担にならないし、皆でわいわい歩くのもいいかな。と思って、今年は参加するつもりでいたら、例の新型コロナ騒ぎで中止となった。

 その新型コロナだが、今もって収束の兆しがない。どころか、感染が全国に拡大し、第3波とも言われる状況になってきている。これまで鳴りを潜めていた我が界隈でも、今日新たに感染者が出て39例目を数えた<https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/shingatakoronakanrenjoho.html>。それで、周囲はこれまで以上に神経をとがらせている。

 今や誰が感染してもおかしくない状況になっている。感染防止対策を徹底し、万が一体調不良になったときはためらわず休みをとって静養に努めたい。それであの世からお迎えが来ても、それはそれで運命とあきらめる覚悟は持っている。

 さあ、どっからでもかかってきなさい。

 

【今日の一枚】庭の野菊。

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 沓脱石と濡れ縁の間にひっそり咲く野菊。この名を知りたくてネットに当たったが、特定できなかった。毎年同じ場所に咲き、増えも減りもしない。

 去年はこれを「星の子菊」と推定したが、改めてネットの画像を見比べて、どうやら「星の子菊」ではないようだ。この野菊、なんという名だろう。気になる。

 

【書】「車馬」しゃば(No.510)

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 「①車と馬。また、車につけた馬。贈り物として使われた。②人の往来。客の出入り。」

 「車」は、車の形。車の車体とその左右に両輪を加えた形。中国古代の戦争は馬車で戦う車戦で、馬車には二頭の馬をつないだ。→白川静『常用字解』

 「馬」は、馬の形。「うま」をいう。たてがみのある馬の形。中国は広大な地であるので、古くから馬車を使用し、戦争でも馬車が戦車として活躍した。→同

 「馬」は、何度書いても面白い。

 

【タイムラプス】11月12日(木)5:44〜7:11の伊豆長岡の空。21秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1327167006051688448?s=21