いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋澄める出で湯源泉掛け流し(あ)

 一昨日(9/27)、インターネット経由で「令和2年国勢調査」をやった。特に記入に頭を悩ませることもなく、なめらかに先へ進んで、あっという間に終わった。

 その国勢調査のことで、今朝の西日本新聞コラム「春秋」が、こんなことを書いていた。

「自分たちの活動が仕事と見なされないのはおかしい。高齢者の社会参画があってこそ『1億総活躍』なのに……」

 これは、コラム子の知人男性のぼやきだそうだ。知人は、定年後もはつらつと働き、自治会組織の事務局をやり、無給でも、青少年の育成や祭りの運営など地域を支える活動に生きがいを感じるという。

 確かに、調査票には「9月末までの一週間に仕事はしたか」という設問があった。パートやアルバイトを含め、少しでも働いた人は続きの設問に進み、勤務先や職種などを記入するようになっている。私も導かれるままに記入した。

 ところが、ボランティア従事者や専業主婦は「少しも仕事をしなかった人」に分類され、設問はそこで終わりだったという。コラム子の知人は、そのことにご立腹なのである。

 地域の青少年の育成や祭りを支える活動をしているのに、それが無給だからといって「少しも仕事をしなかった人」にされてしまうのは、あんまりではないか。その人の骨折りがあればこその自治会組織のはずなのに、これではその人が浮かばれない。

 翻って私はどうか。私は今年度、自治会の会計を担当し金銭出納の管理を任されている。自治会の役員は輪番制になっていて、昨年度、所属する組組織の話し合いで自治会役員に推薦してもらった。首肯したのは、何かしらの形で日頃世話になっている自治会に貢献したいと思ったことと、せっかくだから自治会の運営に携わっている人と親交を温めたいという思いがあったから。

 それで先日、会計の仕事として一般会計中間報告をまとめたばかりのところへもってきて、来年度も引き続き事務局に残ってくれないかという話が降って湧いた。即答はしなかったけれど、あれからいろいろ考えて、広報ならなんとかお手伝いができるのではないかという気になっている。

 

【今日の一枚】一二三荘の源泉ポンプ復旧のお知らせ。

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 昨日、当主がポンプ復旧工事が今日終了すると言っていた。夕方には入れるだろうと思い、出かける前にちょいとFacebookを覗いてみたら、トップページにこんなアナウンスがあった。「日帰り温泉入浴はお休み」だって。残念。これで3日連続内風呂。

 ちなみに、ホームページも覗いてみたが、こちらの「新着情報」には、源泉ポンプ故障のことも、復旧工事終了の知らせもなかった。やはり、アップの軽快さはFacebookに分がある。

 

【書】「印象」いんぞう(No.467)

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 「1《仏》印を押したようにはっきり現れた形を、心にしっかりとつかむこと。2[国]いんしょう 深く心に感じ、忘れられないこと」(『旺文社漢字典』第2版)

 「印」は、下向きの手とひざまずく人を組み合わせた会意文字。「象」は見たまんまの象形文字。「印象」はもと仏教用語だったんですね。

 

【タイムラプス】4:59〜7:16の伊豆長岡の空。34秒。

https://twitter.com/aisakajiro/status/1311068913380151296?s=21