【今日の一枚】ねぶたの切り絵。
現在、学活の時間を利用して「ハリーポッター」の衣装作りをしている。脚本はまだできていない。担任の先生は、夏休みに書くとかおっしゃっていた。
どんな脚本に仕上がるか楽しみだが、今はひとまず衣装作りということで、マントの胸につけるワッペンをそれぞれ作ることにした。お好みのアイドルやら電車やら、めいめい楽しそうに作っている。私は、ねぶたを切り絵で表現してみた。
なんか、ごちゃごちゃしてまとまりのない構図だが、カッターで切っていると、「先生、何やってんの?」と興味深げに寄ってくる。そこで思った。せっかくだからあの子たちに切り絵をやらせてみたらどうだろう。
カッターを使うところに多少不安はあるが、包丁だって考えようによっては凶器になり得るのだし、危険だ危険だと言って触らせないのも潜在能力を引き出す機会を奪うことになるかもしれない。使い方によっては凶器にもなり得るということも含めて、あの子たちに生活の知恵を身につけさせるにはいい教材だと思うがどうか。
【ディジタル画】ワッフルをつまむ女(No.68)
黒のタートルネックの塗りにムラがある。でも、結果的にこのほうがベタで塗るよりも重くならずによかったか。腕の袖が赤く夕焼け色になったのは、塗り残したところに背景のレイヤーの色が映し出されたから。
今回は仕上げにややてこずって3時間かかった。
【温泉】一二三荘。
帰り、弁当を買いにいつもの米店に寄る。午後6時を少し過ぎたところだったが、弁当はすでに売り切れていた。仕方なく晩酌のつまみになりそうな惣菜を2パックほど買う。つもりでレジに行ったら、レジに誰もいない。
午後6時を過ぎた時間はいつも奥さんが閉店まで店番をしているのだが、その奥さんがいない。棚に商品を並べている様子もない。要するに店に誰もいない状態。ややあって、奥さんが「ごめん、ごめん」と言いながら外から戻ってきた。何かの用事があって、ちょっと外へ出ていたらしい。今どきあるんだねえ、こんなお店が。
いかにも、顔馴染みの人しか利用しないような店で、昔はこんなお店が田舎にはザラにあったが、今は皆無に近い。店の人がいないからといって商品をくすねようという不心得者は誰もいなかった。おおらかな、のどかな時代だった。
そんなお店にも今はPayPayが入り込んで、現金のやりとりをしなくても済む支払い方法が浸透している。私はここのお店でよく弁当を買うが、支払いは全てPayPayで済ます。一二三荘の湯札回数券もPayPayで支払うし、精肉店での買い物もPayPayだ。最近は本当に現金を持ち歩かなくなった。
で、スマホでPayPayのバーコードを示し、奥さんに読み取ってもらうと、ピロロンと音が鳴って、3等が当たったことを知らせる画面が出た。私は驚いたが、私以上に驚いたのは奥さんで、「当たった、当たった」と我がことのようにはしゃぐ始末。「なんですか、これ」と訊いたら、レジ機の横からパンフレットを取り出して、「これよ、これ、8月31日までキャンペーンやってんのよ。え〜と、3等は5%引きだわね。1等は1000%引きだって、すごい。今度は1等を当ててね」
なんて騒いでいるところへ、別のお客さんがレジに買い物品を出した。奥さんは、その人にも「この人、3等当たったのよ」と余計なことを言い、私も、「ほんと、この店でどんどん買った方がいいですよ」と、調子に乗って余計なことを言う。その人は財布を出していたから、たぶん現金で支払ったのだろう。でも、私の嬉しそうな様子を見て、もしかしたら次からはPayPayで支払うようになるかもしれない。
【タイムラプス】8月4日(火)4:59〜7:09の伊豆長岡の空。32秒。
https://twitter.com/aisakajiro/status/1290915825155678208?s=21