いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

よれよれて不治の病の薬帳(あ)

職場から大場(三島)の病院へ直行し、定期検診。職員会議中だったが、病院へ行くのでと教頭先生に断って席を立つ。

午後4時40分。外は既に暗く、生憎なことに雨が降っていた。が、今日薬をもらいに行かないと、残り5日分しかない薬が来週まで持たない。やむなく雨合羽を着てカブにまたがった。

雨は降っていたが、寒さはさほどでもなく、革グローブをせずに済んだ。そのうち雨は韮山あたりを走っているところで止んだ。

さて、今回の検診の結果だが、血圧は前回より大幅に下がった。前回処方してもらった血圧を下げる薬が効いたからではない。血圧の薬は4/30回しか飲んでない。

ではなぜ血圧が下がったか。それは判らない。主治医も判らなかった。血圧を下げるためにこちらが特別何かをしたわけでもない。それなのに下がった。薬をほとんど飲まないのに下がったんだから、その薬は飲まなくてもいいってことと解釈して、次回の検診まで飲まないで経過を見ることにした。

血圧はそれでいいとして、問題はHbA1cである。今回はこの値が前回と比べてぐんと跳ね上がった。インスリンをちくっと注入していたあたりの値を示されてびっくり。これはやばい。

HbA1cはこれまで順調に推移していただけに、まるでノーマークだった。こちらの原因は、これまた何が原因か判らない。自覚症状もまったくない。

主治医は、過去のデータをペラペラ繰りながら、「冬場になると、HbA1cが上がる傾向がありますね」と言うが、それだって目を疑うような数値に跳ね上がったことはない。結局、「食事に気をつけながら、お薬はそのままで様子を見てみましょう」となった。主治医はさりげなくそう言ったが、私は「食事に気をつけながら」のところをもう少し重く受け止めた。でも、食事の、何に気をつけるというのか。酒の量を減らせというのか。野菜をもっとバリバリ食えというのか。おそらくその両方なんだろうな。が、野菜を多く摂るのはやぶさかではないが、酒の量を減らすとなると、こっちの方はまるで自信がない。酒なくて何の己が桜かな、である。

 

【今日の一枚】お薬手帳。

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この手帳を作ってもらったのは平成28年2月。毎月薬局へ行くたびに薬名が記されたシールを貼ってもらっている。年明けの1月に行けば、最後のページに同じようにシールが貼られ、そこでちょうど3年の役目を終える。

 

【書】「弁」ベン・さばく・わける(No.325)

▼甲骨文は無い。

▼金文

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形声。もとの字は辨に作り、音符は〓1(べん)。〓1は、もし誓約にそむくときは入れ墨の刑罰を受けますという意味で、辛(入れ墨をするときに使う針の形)を二つ並べた形で、裁判にあたって原告と被告が誓約して争うことをいう。刂(りっとう=刀)はものを二つに分けるときに使う。原告・被告双方の主張を分明(ぶんめい)にして(はっきりさせて)訴訟を「さばく」ことを辨という。「さばく」のほかに「わける、しらべる、あきらかにする」などの意味に用いる。(後略)<『常用字解』より>

〓1(『超漢字』画像)↓

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【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】12月11日(水)5:49〜7:31の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2700532223337971?d=n&sfns=mo