いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬の灯や女房作る卵焼き(あ)

今日は地域防災訓練。中学生も学校から参加用紙を渡され、区長から参加証明印をもらうよう指導されている。だから、どうしたって教室で教えている子と顔を合わせることになる。同じ地域に住むのだから当然といえば当然だが、なんとなく向こうも気不味い雰囲気ならこっちも気不味い。

8組ある地域区分を4班に分け、私のいる班は消火器操作訓練から入った。「消火器は各家庭に一本は常備されていると思いますが……」という説明に、そういえば我が家にはないなと改めて思った。常備するべきだろうか。

消防署員でなくても、近くの誰かに相談すれば、そりゃ備えるべきでしょうと言うに決まっている。だけど、防災担当は言う。「炎が自分の背丈くらいに上がったら、消防署に連絡して自分は逃げたほうがいい」。

消火器1本で消せる火だったら、そもそも消火器なんて要らないんじゃないか? ゴキブリ退治のスプレーのように、見つけたらすぐにパッと取り出せる場所にあるわけでもないし、もたもたしていたら、火の手はたちまち燃え広がって、手がつけられない状態になってしまう。

京アニ放火事件は、犯人がガソリンを撒き火をつけたことで35人もの死者を出す惨事となった。施設には消火器もあったはずだが、消火器を使ったとは聞かない。パニックになってひたすら逃げ惑うしかなかったのだと思う。そういう切羽詰まった状態で、冷静に消火器で初期消火に努める人っているのだろうか。

私は自信がない。もしそうなったとき、私も真っ先に逃げることを考えるだろう。よほど訓練されている立場の人でない限り、それが普通だろうと思う。

本当に消火器が必要な事態になったら、こうはいかないだろうと思いながら、消火器から出る水を目標物に当てていた。

 

【今日の一枚】電池式ランタンライト。

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昨日、ドウダンツツジの下にソーラーライトを設置したが、やはりソーラーパネルに当たる日照が十分でない。ということで、明かりを電池式ランタンライトに変えた。

写真は湯屋へ行く前の、午後4時48分に撮った。枝垂れ紅葉の枝に針金で吊るしてある。湯屋へ行く時に針金のフックに引っ掛け、湯屋から帰ってきたら外して家の中に仕舞う。これくらいの明かりでも石段の段差が見えるから、用途としては十分だ。単4電池3本でどれくらい持つかは取説に書いてないが、湯屋から帰ったときに足元を照らしてくれていればいいので、灯っている時間は1時間あればいい。これで何日持つかやってみましょう。

電球はLED1個だけど、結構明るいですよ。色合いもホワイトの寒々しい感じよりも、ほんわか柔らかい暖色で、暖かく感じられます。

 

【書】「分」ブン・フン・ブ・わける・わかれる・わかる・わかつ(No.316)

▼甲骨文

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▼金文

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会意。八と刀とを組み合わせた形。八は左右にものが分かれる形であるから、刀でものを二つに分けることを分といい、「わける、わかつ、わかれる、はなれる」の意味となる。[説文]二上に「別(わか)つなり」という。別は骨節(骨の関節)の部分を刀(刂=りっとう)で切り離すの意味で、合わせて分別(ぶんべつ=種類ごとに分けること)という。国語では「わかる」とよみ、道理の分かる人のように、判(わか)る(理解できる)の意味に用いる。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】12月1日(日)5:48〜7:48の伊豆長岡の空。29秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2676862119038315?d=n&sfns=mo