いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

颯と咲き爽と朝顔落ちにけり(あ)

夏休みに入ってから四コマ漫画のことをいろいろ考えている。具体的には、四コマ漫画を描いて小遣い稼ぎができないか、ということである。

なぜ、そう考えるようになったかというと、仮に今後、80歳になっても90歳になっても死なないでいたらどうやって暮らしていこうと不安になったから。

今後とも子供の世話になろうという気はさらさらないし、子供たちも私の面倒を見る気はこれっぽっちもないだろうから、そうなればあとは自己完結しかない。好き勝手なことをして、その時がくればはいそれまでよと、きれいさっぱりおさらばしようと思っていたが、万が一長生きしてしまったらどうしようと、ここへきてその不安が頭をもたげてきたのである。

金は使ってこそなんぼだから、カミさんにも使えるだけ使った方がいいとうそぶいてきたが、使える金がすっからかんなら話は別(カミさんは今後にかかる医療費をしきりに言う)。それで、生活の足しになる少しばかりの稼ぎが欲しくなった。しかし、四捨五入で古希に仲間入りした身で、どうやってそれを生み出す? 

いろいろ考えて、ひとまず逢着したのが四コマ漫画の創作。四コマ漫画ならさほどの画力はいらないし、絵は稚拙でもアイデアいかんで笑いに持っていくことは可能だ。人を笑わせるのは得意じゃないけれど、話を創作することは嫌いではない。

この前、自作の四コマ漫画を投稿すると「いいね!」のくっついた数だけ小遣いが稼げるというサービスを提供するサイトを見つけた。ひとまずそこで腕を磨けたらいいと思って登録だけは済ませた。プロになって、それで飯を食う気は全くないし、また、できるわけもない。私としては、なんぼか老後の足しになるくらいの小遣いが稼げればいいわけです。同じ土俵でいろんな人と勝負できるのは一つの生きがいになり得ると思うし、サイトに集う相手にも、このくそじじいに負けてたまるかと思われる存在になれたらいいと思ったりする。

というわけで、このくそ暑い夏に、いい歳こいて何考えてんだの今後を熱く語ってみました。

 

【今日の一枚】朝顔。

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咲いたのはこれだけ。一昨日(7/29)に咲いて、よおし、いよいよバンバン咲くかと心浮き浮き見ていたら、そのあとに続く花はなく、蕾も見えず、ああ今年はこれしか咲かないのかと諦めモード。まあ、ひと蔓咲いてくれただけでもよしとするかと思っていたら、昨日、開いた花が三つともすぼんで落ちてしまった。もう少しもってくれると思ったのになあ。朝顔とはこんなにはかないものであったか。

 

【書】「旬」ジュン・とおか(No.202)

▼甲骨文

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▼金文

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勹(ほう)と日とを組み合わせた形。甲骨文字は、尾を巻いた竜の形で、それだけで十日を意味した。云(うん=雲)と似た形で、云は雲の下に、雲の中の竜の巻いている尾が少し現れている形である。一旬(十日間)の旬がもと竜の形で示されているのは、一旬の吉凶を支配するものが、この竜形の神であると考えられたからであろう。殷(いん)王朝の暦(こよみ)は十日を一旬としており、のちに日を加えて旬の形となった。旬は「とおか」の意味に用いる。旬は一定の速度でめぐるものであるから、順次に巡ることを徇(じゅん)という。<『常用字解』より>

なんともユーモラスな字で、書いていていかにも楽しい。金文なんか、目ん玉が飛び出んばかりの勢いで驚くさまに見えて、まるで漫画です。

 

【タイムラプス】7月31日(水)5:00〜7:34の伊豆長岡の空。38秒。

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