成人の日家電一つ買ひ足せり（あ）

今日、スキャナを買うつもりでいた。
現在使っているスキャナはFujitsuのS1300で、これは2010年に製造されたもの。iMac（Snow Leopard）に接続して使っているが、これを隣に並んでいるMac mini（Mojave）につなげたい。そうすれば、かさばるiMacはお払い箱となって、デスクを広く使える。
のだが、Mac miniにつなげるためには新たにドライバをインストールしなければならない。ところが、S1300は型番が古く、最新OSに見合うドライバがサイトの一覧にない。どうしても最新OSで使いたければ、新たにスキャナを買えというわけだ。
私が新しいスキャナを欲しがっているのを見透かしたように、株式会社PFU（スキャナ製造会社）からキャンペーンのメールが先日届いた。1月14日（今日）までにScanSnapシリーズのどれかを買うとギフトカード1万円分が100名に当たるという。
それで、いつか買う気があるのなら今日買おうギフトカードが当たるかもしれないし、とさもしいことを考えた。
サイトのデモを見、買うとしたらこのスキャナだと決めて、在庫を確かめるために近場の家電量販店に電話を入れてみる。そうしたら修善寺の2店舗のどちらもスキャナは扱ってないという。ならばと三島の3店舗にそれぞれ電話を入れたら、1店舗だけ、いちばん新しいスキャナを置いてあると返答した。そこは前に、使わなくなった液晶モニターを100円で売った店である。
が、それは私が欲しいと思ったスキャナではなかった。一つ前の型番が欲しいんですけどありますか？　と訊いたら、それはないと言う。
ここに至って買う気が萎えた。キャンペーンに釣られて、買うなら今日と一旦はその気になったが、冷静に考えれば、何がなんでも今日でなければいけないということもない。通販という手もあったが、コンビニ受け取りサービスの対象になっていないようだし、第一、今日の登録に間に合わない。キャンペーンの登録締め切りは今日で、締め切りに間に合わなければ今日買う意味がない。
プリンタは欲しいとは思わないけど、スキャナは欲しい。スキャナがあれば自治会の回覧板もPDF保存できるし、雑誌やコミックの保存もできる。それはこれまでもやってきていたことだが、最近のスキャナはWi-Fi接続で複数端末に同期できるようだし、OCR（光学文字認識）の精度も上がったようで、それでそろそろ買い替えかなと思っていたところだった。
ひとまず今日は思いとどまったけれど、スキャナは早晩買うことになるんだろうな。

【写真】藁づとに刺さった鮎の塩焼き（模型）。

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一二三荘の玄関三和土の飾り物。蝋で作られてある。いかにも鮎の宿らしい、いい雰囲気です。