いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

たぶんもう読まぬコミック寒暮の灯あ)

午後3時、今、小田原のコンビニにいて、孫を連れて今からそっちへ向かうとカミさんから連絡が入る。ちょうどコミック誌を「自炊」している最中で、iPhoneを充電しているところまで行っている間に、紙送りができずスキャナの連続読み込みが中断されてしまった。
そのまま「自炊」を続けながら孫の到着を待ったが、5時になっても6時を過ぎても来ない。小田原からだったら1時間半で着くはずで、3時に出たのなら遅くても5時には優に着くはず、なのだが、待てども待てども来やしない。
となれば、なにかトラブルがあったのではないか、今ごろどこぞで往生しているのではないかと、不吉がよぎって心がザワザワ波立つ。普段は晩酌している時間なのに、もしもの備えで晩酌もできない。
何かあれば何かしら連絡があるだろう、おたおたしないで待つしかないと腹をくくっていたら、そのうちそれらしいエンジン音が聞こえ、車の停まる気配がし、孫が元気に玄関のドアを開けて、「元気してたか、来てやったぜ」とは何という言い草。だんだん生意気になって、どんどん可愛くなくなってくる。そんなことを言う奴にはお年玉なんてやらないぞ。
箱根新道に入るあたりから大渋滞にはまり、にっちもさっちもいかなくなったとはカミさんの弁。こんなに渋滞になったのは初めてとぼやくことしきり。到着が遅れたのは渋滞のせいだったか。
ま、無事に到着して、よかったよかった、やっと酒が呑める。


【写真】「自炊」を終えたコミック誌。

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7月25日号から溜めに溜めたコミック誌を、一気にPDF化してハードディスクに保存した。全部で9冊分。切り刻んだコミック誌は、一二三荘に行くときにでも途中の「紙の駅」のコンテナに捨てることにする。
PDF化したからといって、iPadなどで読み返すかといったらほとんど読み返さない。でも、いつか読み返す日が来るかもしれないと思って、かれこれ7年にもなるだろうか、性懲りもなく惰性で「自炊」を続けている。
しかし、今回のように9冊も溜め込んだのは初めてだ。これまでは溜めても4冊くらいがせいぜいで、4冊も溜まったんじゃそろそろやらなくちゃとiMacを立ち上げたりしていた。
スキャナで読み込む作業はiMac(OSはSnowLeopard)でやる。スキャナの型が古くて、デバイスドライバが最新のOSに対応していないから。というわけで今やiMacはスキャナ専用マシンになっている。
新しいスキャナを買えば、iMacはお役御免のお払い箱となり机周りもスッキリするが、このiMacは初めて買ったマック機でもあり、どこか愛着があって捨てきれない。
1冊のコミック誌を「自炊」するのに断裁も含めて、カラーページの量にもよるが(カラーと白黒で読み取りモードをその都度変える)、平均約30分かかる。9冊×30分=4時間半は半日がかりである。こんなこと、半日潰してやる作業でもないような気もするが、ここまできたら続けるしかない継続は力と自分に言い聞かせて、ええ、やりましたよ午後いっぱい。
その間ずっと「オッターヴァ」を流しっぱなし。最近、このインターネット局でクラシック音楽をよく聴く。聴くが、基本的に「ながら」のBGMだから、偉大な作曲家たちのなんたらかんたらは、ほとんど知識として蓄積されない。耳に心地よいから聴くだけのことです。


【タイムラプス】11月23日(金)5:43〜7:56の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10217969036119686/