いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

寄せ鍋や野菜の下のまづは貝(あ)

【写真】寄せ鍋。

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仕事の帰りに魚屋を覗いたら、タラの切り身があった。白子もあった。鍋をやれと言わんばかりである。それで、タラと白子をセットで買おうとしたが、白子の隣にボイルホタテがあったので、白子をやめてホタテにした。それと豆腐。
家に帰って冷蔵庫を見たら、この前カミさんが来たときに残していったとばかり思っていた野菜が一つもなかった。残していっても腐らすばかりだからと全部持ち帰ったのかもしれない。まあ、これまでいつも腐らしていたから、持ち帰られても自業自得なんだけど。
棚の奥に仕舞ってあると思っていた寄せ鍋のつゆもなかった。なんだ、せっかくタラ、ホタテ、豆腐を買ったのに鍋ができないじゃん。
外は雨がパラパラ降っている。こんな時は、一二三荘へ行かずに内風呂で我慢するのだが、今日は違った。雨合羽を出す必要はあったが雨は大した降りでもなかったし、野菜と鍋つゆを買って来なくちゃという頭もあって、一二三荘へ行くことにした。行って帰りにネギ、コンニャク、寄せ鍋つゆを買って来た。白菜はケチってやめた。というか、一人鍋に具はそんなにいらない。
ダッチオーブンに蓋をして乾き物でビールを飲みながら鍋が煮立つのを待つ。特にタイマーで計ったわけではないが、だいたい10分ほどでグツグツ音がしてきた。
煮汁が鍋から溢れると厄介なので、ダッチオーブンの蓋を取り、煮立つのを見つつ、どれ味加減はと取り皿に盛ったら、あちちち、ふはふは、もう止まらない。タラを平らげ、ホタテを平らげ、イワシはんぺん(先日買った残り)を平らげ、焼酎お湯割りを2杯飲み干したところで今日の晩酌はおしまい。さて、半分残った鍋に明日は何を入れようかと考えながら心地よい寝に就くのである。
福島民報のコラム「あぶくま抄」(2018.11.19)で、子育て世代の男性が作る料理を「おとう飯(はん)」と言うのだと知った。内閣府が家事への参加を促す取り組みで名付けたそうだ。私は子育て世代はとうに過ぎて、ときおり孫と一緒に遊ぶ身。さすれば私の作る料理は「おじい飯」とでも呼べばいいか。
コラムでは「手間を掛けなくても、見栄えが悪くてもいい。愛情を込めれば、おいしさは伝わる」と締めくくる。よおし、孫ども覚悟しろよ、今度来たら愛情てんこ盛りのおじい飯を食わせてやるからな。


【温泉】一二三荘。
今日もストレッチ先生と一緒。時計は5時半を回っていたから、今日は遅いですねと言ったら、これでも早い方ですよと言う。無駄な会議が多くて、長く話し合えばいい考えが浮かぶとは限らない、むしろその逆とぼやいていた。今日はその無駄な会議がなくて、5時に仕事をさっと上がって一二三荘に駆けつけたんですね。


【タイムラプス】11月19日(月)5:48〜7:34の伊豆長岡の空。26秒。

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