いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

宵の雨名のみの春を通せんぼ

自宅マンションの防音工事の設計契約と工事請負契約をする。工事にかかる総費用は327万円。これは全て南関東防衛局(防衛省)が負担することになっている。マンション上空は自衛隊や米軍のジェット機の通り道になっていて、頻繁というほどでもないが、ジェット機が飛ぶときはそれなりの騒音が出る。マンション新築の頃からそれは分かっていたはずなのに、なぜか今頃になって工事をすることになった。
ベランダ側のリビング・ダイニングと通路側の2部屋の洋室の窓を防音サッシに交換し、リビングに新たに換気扇、2部屋にはエアコンと換気扇を取り付けるという。今年で築24年目のマンションだが、私はこれまで一度もリフォームをしたことがなかった。それが今回、国庫補助金で全ての窓とドアを取り替えてくれ、リビング・ダイニングの壁クロスを張り替えてくれる(和室と洋室2部屋についてはオプション)とは願ったり叶ったりである。
今日の契約に当たって、国へ提出する書類をまだ提出していないことが判明した。去年の12月16日までに「補助金交付申請書」を提出しなければいけなかったが、それをすっかり忘れていた。指摘されて改めて部屋へ戻って書類を探したら、書類はすぐに見つかった。実印を押して担当者に手渡す。
それにしても、交付申請書が未提出だったにもかかわらず、「交付決定通知書」が発行されるというのも不思議といえば不思議。そのあたり、意外に緩いんですね。申請書が出ていないのにどうして決定通知書が出たんでしょうと担当者に訊いたら、皆が申請しているので、多分申請し忘れていると判断したのでしょうと言う。まあ、めでたく工事をしてくれることになったので、こちらとしてはありがたいことではあるのだが、こんなんでいいのかと逆に心配になってしまいます。
写真は、歩行者専用レーンに立ちはだかる松の木。月例の平塚「海楽人」での呑み会へ向かう途中で撮った。平塚駅南側の道路は広くて歩きやすいのだが、この通せんぼみたいな松の木はどういう経緯でそこに立っているか。先に松があったとすれば「歩行者」とペイントする場所をあえて松の傍にしたのはなぜか。平塚のアパートに住んでいた頃はこの道を何度も通っているが、歩道に松はなかったように思う。
たぶんこれは後から松を植えたのだ。等間隔で植えていったら、たまたま「歩行者」と書かれたすぐ傍になっただけのことと見た。車道側の隣のレーンは自転車専用になっていたから、昨年6月1日に改正道路交通法が施行されたときにに歩行者レーンと自転車レーンをはっきり区別する目印に松を植えたのだろう。でもやっぱり私には松が通せんぼしているように見えてしまう。(あ)

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21,263歩。