いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏の雲空の青さにたじろげり

毎月末に平塚で呑むメンバー4人で、9月になったら日本橋から船に乗って川めぐりをしようという話が持ち上がったのは、5月の呑み会のとき。日本橋は、今は平塚に住んでいる呑み会のまとめ役の生まれ育ったお江戸のど真ん中である。小学生のときに平塚に引っ越してきて以来60余年、日本橋に行ったことがないというから、なら今のうちに行くべえ生きているうちにと話がまとまり、ついては言い出しっぺのお前がプランを立てろとなった。
今日の夕方にざっくりとしたプランをメンバーに示すべく、今日の昼に船めぐりを運営している会社に電話を入れた。サイトの案内で船めぐりの定員は10名と知り、もしかしてすぐ予約で満員になってしまうのではないかと心配になったからだが、今のところは大丈夫ですとの返事をいただいて、船めぐりをプランに組み込むことにした。船は日本橋の船着場から日本橋川を遡り、水道橋から神田川を下り、さらに隅田川を下って日本橋に戻る。およそ1時間半の周遊コースである。
さて、船から上がってからの肝心の呑み会をどこにするかだが、店が開く夕方まで日本橋人形町界隈をぶらぶら歩いた後、甘酒横丁あたりの渋い居酒屋にひょこっと入れればいいと思ってネットにあたってみたら、日曜祝日が定休日の店がほとんどで、困った困った、やっている店がない。それで、老舗の藪そばはどうだろうと思ったが、酒のつまみが物足りない。それで人形町を諦めて日本橋周辺の呑み屋を探したら、日本橋って意外に安い店があるんですね。東京駅に割と近くて帰りに寄るサラリーマンが多いからかな。よし、呑み屋は日本橋にしよう。
そのプランを持って今日の呑み会に行き、昼からやっている店がなかなかなくて…と言ったら、皆さん口を揃えて、だったら浅草に行けばいい、浅草なら昼からやっている呑み屋はわんさかある、電気ブランはどうよ、何? 神谷バーに行ったことない? そんなら行くべえよと話がとんとんと進み、たちまち日本橋→浅草プランがめでたく出来上がったのでした。
写真は、自宅マンション前の交差点。

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ただいま横浜湘南道路の建設工事真っ最中。この交差点のそばにインターチェンジができる予定で、それらしいカーブの形も見えてきた。完成するのは2020年とのこと。
くわっと晴れ渡った青空の下に綿菓子のような雲を見つけてカメラを向けた。小さい頃によく描いた雲の形である。雲といえばこの積雲だった。この一片一片がひとかたまりに大きくまとまると入道雲になるのだろう。肉眼では雲はもう少し上の空に浮かんでいると思ったが、写真に収まったのを見ると雲は意外に低いところにあった。
この風景を絵に描くとしたら、たぶんこの雲はもっと空の上に描いただろうと思う。なんて、最近は一つの景色を見るのにも、これは絵になる絵にならないという視点で見ている自分に気づいて、いっぱしの日曜画家になったつもりでいるのだからおめでたい。(あ)

11,096歩。