いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

暖かき冬富士睡気解き放つ

修善寺から歩いて帰る途中、大仁中学校入口を通過する辺りで、急に眠気が襲ってきた。もしもそのとき狩野川の土手を歩いていたら、きっと草の上に寝転がったに違いないくらいの眠気である。

地元の小中学校の登下校用に緑色に塗られた道路の端を歩いていて、ふらっと緑帯からはみ出したりする。歩きながら半分眠っているようなのだ。こんなことは今までになかった。そのまま家まで歩いて歩けないことはなかったが、少し休憩しようと田京の中央図書館に立ち寄った。新聞雑誌閲覧コーナーのソファに深々と腰を沈めて目を閉じたら、そのままころりと眠ってしまった。

今朝は午前3時に目を覚ましたから、いつもより早いといえば早い。だからといって歩きながら眠くなるなんてことは一度もなかった。体が疲れている? そんなわけない。ストレス? あるわけない。…何だろうこの眠気。

新聞のページをせわしなく繰る音で目が覚めた。一つ席を挟んだ隣の人がスポーツ新聞を広げている。SMAP解散の大きな活字がちらと見えた。時計はちょうど午後4時を回ったところ。結局、40分ほど寝ていたことになる。

寝た後は頭もすっきり体もすっきり、急坂をてくてく上って帰ってきた。それにしても気になる眠気。もしかしたら脳の血管に何か異変が生じているのかもしれない。そいつはいかん酒が呑めなくなる(って、心配はそこかい)、とまれ今度、大場の病院に行ったら訊いてみよう。

あやめ湯(16:51)2→2人。風呂場に橋幸夫の♪恋をするなら♪(1964年)が流れる。〜AAA III EEO AIOって、意味不明の歌詞だけど、何だか耳に残る。作詞は佐伯孝夫。他に、潮来笠、いつでも夢を、有楽町で逢いましょう、などがある。ちなみに作曲はすべて吉田正

いえ、この歌が、今日は繰り返し流れていたのです。風呂場にいる間ずっと。途中でおじさんが番台から降りてきて脱衣所の掃除を始めたので、さっきから同じ曲が流れているよと知らせようと思ったが、わざわざそのためだけに湯舟から出ていく気も起こらず、そのまま流した。それで、帰る際に番台に戻っていたおじさんに知らせた。

歌は風呂場にだけ流れて脱衣所には流れない。だから、おじさん気づかなかった。おじさんは慌てて番台に据え付けてあるオーディオのボタンをいじっていたが、たぶん誤ってリピートのボタンを押したかなんかしていたのだろう。そのまま出てきたから修復されたかどうか知らない。ただ、私の頭の中にはしばらく♪AAA III EEO AIO♪が修復されないまま流れていた。

写真は、今朝の富士山。職場の3階廊下から撮った。ここへきてようやく本来の冬らしい寒さになったが、それでも富士山はご覧のとおり雪が少ない。7時に家を出るときは宝永山の陥没が黒々と見えていたが、8時に職場から撮ったときには早くも霞み出していた。やはり暖冬なのか。(あ)

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18,773歩。