いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

手袋の孫見得を切るフリスビー

孫たちを小田原まで送り届けるのは夕方過ぎでいいという。そうか、ならば伊豆で風呂に入れて夕飯を食べさせ、後は帰って寝るだけして戻るとしよう。ついては今日一日何をして過ごそうかと考え、私からイチゴ狩りを提案した。ところが、乗ってきたのは孫娘だけで、お兄ちゃんは百貨店(今どきそんな言い方をする。小田原の祖父母がそう言うのだろうか)へ行きたい、カミさんはどこへも出かけず家でコロッケを作りたい海老フライを揚げたいと言い出す。

伊豆の国市のイチゴ狩りは、韮山、江間、長岡の三ヶ所で行われている。そのうち私が行ったことがあるのは韮山だけで、これは最初にいずぃなりの会をやったときに行った。三年前である。せっかくだから孫を出しに韮山以外も見てみたいとちょっと思ったのだったが、まさかお兄ちゃんが否を言うとは思わなかった。

近くのブランコ公園で小一時間ほど遊んだ昼近く、家に戻るとカミさんが、どうすんの(イチゴ狩りに)行くの行かないの? お昼ご飯の支度もしなきゃいけないし私はやることがいっぱいあるんだからとせかす。そう言われるとこっちも意地になって、よし、じゃあ行こうと言ってしまう。

伊豆長岡駅前の観光案内所でパンフレットをもらいカミさんに見せる。パンフレットには、3歳以上から30分食べ放題1,600円とある。小学生は半額と思い込んでいた私は「3歳以上から」と書いてあるのに怯み、カミさんは「1,600円」という値段に怯んだ。確かに100円の割引券を使っても合計6,000円は結構な額である。これだったらスーパーで買って家で食べさせた方がよっぽどいいわよ、ハウスの中を走り回られでもしたら大変とのカミさんの言に、それもそうだなと同意。特に「走り回られ」に強く同意し、その気になっていた孫娘には申し訳なかったが、イチゴ狩りは取りやめることにした。行くのはもう少し大きくなってからですね。

午後は家の前の道路でフリスビーをしたり、長縄跳びをしたり、再びブランコ公園へ行ってブランコしたり色鬼ごっこをしたりして過ごす。途中で高校サッカー選手権決勝があることを思い出し、家に戻ってテレビを点けるが、孫娘が遊んでくれないとたらたら不満を言いながらテレビを見せまいとする。それで、東福岡に3点目が入ったところでテレビは諦めた。イチゴ狩りに連れて行ってもらえなかったことがよほど悔しかったのだろうか。

そんなこんなで三連休の後半は、またまた孫に振り回されっ放しで終わったのでした。藤沢に戻ったのが夜9時過ぎ。ふう〜、疲れました。(あ)

f:id:jijiro:20160111140608j:plain

9,324歩。