いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

二万歩もまず一歩から去年今年

ブログを書き始めて今日がちょうど1000日目。一つの節目が2015年の大晦日とぴたり重なった。我ながらここまでよく続いてきたと思う。
ブログは翌日の早朝に書く。前の晩は大抵呑んだくれて書く内容がへべれけになるに決まっているから。これまでに呑んだ勢いでしでかした失敗はどれほどあることか。一、十、百…数え挙げたらきりがない。だから頭を一晩寝かせて酔いを覚まさないといけないのです。
さて、今日は大晦日(と2016年元旦に書いている)。そこで私にとって2015年はどういう年だったか、少しばかり振り返ってみよう。
1月2〜3日。長男が伊豆へ行きたいと言ってきた。長男と二人で電車に乗るのも初めてなら、温泉に入り酒を呑むのも初めてだった。長男は現在、横浜の小さなレストランで料理を出している。料理の腕を磨いて、いずれどこか景色のいいところに自分好みの店を持ちたいと言っているが、それは伊豆かもしれないし違う土地かもしれない。
3月27〜28日。第3回いずぃなりの会。私が退職したときの横浜の元同僚が集まって昔話に花を咲かす。いいメンバーに恵まれて仕事がやりやすかったし毎日が楽しかった。最後に私の退職を祝ってくれてとても幸せでした。おっと、過去形になってしまった。これからも「いずぃなりの会」が続いてくれたらいいと願っています。なんたってこのブログの名付け親ですから。
4月6日修善寺の職場に初出勤。幾つになっても初出勤は緊張します。2年1コマと3年2コマを受け持って、約20年ぶりの50分授業だったけど、未だに90分のときの癖が抜けずつい与太話をしてしまいます。これまでやったことのない「振り返りシート(発見メモ)」を毎時間書いてもらうようにしたら、俄然コミュニケーションがうまく取れて、コメントを書いて返すからそれなりに時間はかかるけど、今ではコメントを読むのも楽しく書くのも楽しくなってしまいました。
7月18〜19日。大学4年のときに一緒に体育連合会の幹事をしたメンバーが那須に集った。たった一年間だけだったけど、毎日がとても濃い一年だった。世の中はちょうど内ゲバの嵐が去りつつある頃だったが、学内の自治にはその余波がまだ残っていて、なんかピリピリした空気が漂っていた。そんな時期だった。一般的には左翼対右翼の図式で見られているふうだったが、当時の思いは、正常な学生自治を運営すべしの一念だった。来年は、そのとき毎晩のように呑み歩いた街、渋谷で逢おうという。よく呑みに行った焼き鳥屋は、40年経った今もあるだろうか。
8月6〜8日。毎年恒例の呑兵衛衆の旅である。今年は丹後半島を周遊し、城崎温泉の風情ある街並、琴引浜の鳴き砂、伊根の舟屋、天橋立酒呑童子の里をぐるり巡った。いずれももう二度と来ることはないだろういう目で見ると、全てが印象強く脳裡に刻まれる。来年は会津磐梯中心の旅になるけれど、これまたもう来ることはないだろうという目で見るんだろうなあ。年々その意識が強くなる。
私が今年も無事に過ごすことができたのは、これまで私が関わった全ての人のおかげだと思っています。その感謝の気持ちを忘れずに来年も一日一日を大切にしていけたらいいと思っています。みなさん、今年一年どうもありがとうございました。そして、みなさんにとって新しい年がすてきな年でありますように。では、よいお年を。
写真は、テラスモール湘南のイルミネーション。この複合商業施設が開業したのは、2011年11月11日。今から4年前だ。当初の想定では、東は大船駅から西は小田原駅までの範囲を商圏としたらしいが、いざ蓋を開けたら、横浜市内や静岡県からも客が集まるようになったのだとか。おかげで土日の周辺道路は大渋滞で、カミさんは土日に車を出したくないとブーブー言っている。(あ)

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21,116歩。