いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

柔らかに少し頑固に雨蛙

仕事の帰りに修善寺の温泉場をぶらり散策したいと思いつつ、それを未だに果たしていない。月曜は2時限だけだから、ぶらり散策には打って付けなのだが、これがなかなか時間がとれない。

2時限は10時40分に終わる。終わってすぐに職場を出れば、ゆっくり歩いてちょうど昼飯時に温泉場に着く。時間に無駄がなく理想的な流れになるはずなのにそうならない。

実は4月から、毎時間の終わりに「振り返りシート」を書いてもらうことにしたのです。振り返りシートとは、その日の自分の取り組みをABCで自己評価し、「発見メモ」を書くというもの。「発見メモ」には、その日見たこと感じたことを自由に書く。授業に関することはもちろん、それ以外にも例えば、コンビニの軒下にあった燕の巣がいつの間にかなくなっていて悲しかったとか、昨日の部活の練習で足をくじいてしまい最後の引退試合に出られなくなって悔しいとか書いてもいい。とにかく何かしら書く。そして、できればそのときの気持ちを短歌にまとめてもらう。短歌と言っても本格的なそれではなく、五七五七七のリズムを刻んでいればよしとする。そのシートを回収し、すべてにコメントを書く。それをScannableというiPhoneアプリで撮影し(自動的にPDFに変換してくれる)、Evernoteに保存する。

なんだかんだで30人分のコメントを書くのに2時間近くかかる。一人平均3〜4分。そんなことをしているものだから職場を出るのが12時半を回ることになって、結局、温泉場まで足を延ばす気が萎えてしまうのである。

あやめ湯(18:30)5→3人。8,213歩。

写真は、濡れ縁を懸命によじ上ろうとするニホンアマガエル。カエルは田圃にいるものと相場が決まっているが、このニホンアマガエルは樹上での生活に適応していて、水辺の植物の上や森林などに生息するという(Wikipedia)。なるほど、それでたまにこうして庭先に顔を出すのだな。見つけたときは草の茂みにいたのだけれど、写真写りのいい場所に指で誘導したらこんなポーズになった。何とも愛らしい姿だが、実は体表の粘膜には毒があって、触った手で目をこすると激しい痛みを感じるらしい。危ない危ない、指で目をこすっていたら今ごろ大変なことになるところだった。(あ)

f:id:jijiro:20150602073829j:plain