いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

野苺や甘き乙女の風匂う

私は毎年、神奈川県の某団体の釣り大会にスタッフとして参加してきた。この釣り大会は平成8年から始まり、今年でちょうど20年目となる。今日、同じスタッフとして第一回からずっと一緒にやってきた仲間から、今年もお手伝いをお願いしますと誘いの電話があった。
声をかけてくれたのは嬉しいが、私はもう神奈川で仕事をしていない。団体に所属していない私が事務局に名を連ねるのはおかしい。記念すべき第20回に参加できないのは残念だけど仕方がない。個人的に釣りへのお誘いがあればぜひご一緒したいので声をかけてください。そう言って電話を切った。
誘いの電話をくれた人は伊豆熱川に別荘を持っていて、そこへは三度ほど泊まりの釣りでお邪魔したことがある。一度目は、伊豆稲取の沖合いで雨風の中、真鯛を2尾釣り上げた。仕掛けを投げ入れたそばから餌をシイラに持っていかれるという難儀の釣りだった。二度目は伊東港から出船して城ヶ崎沖のカサゴ釣りを楽しんだ。カサゴは根魚だから根掛かりとの戦いである。仕掛けを何度も岩に取られながらも、これまた2尾釣り上げた。三度目は強風で、当てにしていた船が出ずに断念した。このときは、今はカナダに移住している釣り仲間がいよいよ日本を離れる段になって計画した釣りだったのだが、船が出ないのでは仕方がない。やむなく下田の市場で鮮魚を調達し、熱川に戻ってささやかな送別会をしたのだった。
さてカナダの御仁、今頃何をしているのやら。日本に戻ってくることがあったら知らせてください。いつぞやのリベンジをぜひ果たしましょう。
と言いながら、私もしばらく釣りから遠ざかっているなあ。伊豆に住んでまだ一度も釣りに出かけていない。釣り道具は藤沢から運んできてはいるが、全く手入れしていないから錆びついたままだ。キスもいよいよシーズンだし、勘が錆びつかないうちに来週のどこかで海に出てみるか。
あやめ湯(17:30)6→3人。徒歩2,579歩。
写真は、庭の隅で実をつけた野苺。周りの雑草を引き抜こうとしたら苺の甘い香りが漂った。(あ)
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