いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蔦繁る病院街に生き残る

今日は土曜出勤の代休。今日の休みを利用して、来週予定のテストを作成する。今年は昨年と違ってテストは1種類だけ作ればいい。昨年は5種類という地獄のような状況にあえいでいただけに、それを思うと今年は天国のようだ。それで気を許したわけでもないが、まだ間に合うと手をつけないでいた。やらなくてはいけないことが分かっているのにまだまだと第一優先を先延ばしするのは昔からの悪い癖。もっと余裕を持って準備に当たればいいのにそれができない。

テストを半分作ったところで午後3時を過ぎた。残り半分をどう捻り出すか。行き詰まったので作業を中断して散歩に出た。昨日、数年ぶりにGarageBandに触ってみたらあまりの様変わりに、開けてびっくり玉手箱の浦島太郎状態だったので、これはいかん、一からやり直さなければいけないマニュアル本はないかと、藤沢のジュンク堂書店を覗いてみることにした。このジュンク堂は半分古書店みたいなところがあり、古いマニュアル本も棚に置いてあったりして割と重宝する。で、いちばん新しいのを探したら、2012年に出版されたのが最新だった。これとて3年前。買うか買うまいか大いに迷ったが、今回は買わないでおくことにした。もう少しネットでいろいろ学習してからでも遅くないと判断した。ただ、このGarageBand津軽三味線の音が作れるかどうかは分からない。作れなかったら他の音で代替するまで。いずれにしても今後はGarageBandのお世話になると思う。

徒歩10,489歩。

写真は、藤沢の銀座通り商店街にある小児科病院。入れ代わり立ち代わり新しい店舗に並び変わる商店街の中で、なお古色蒼然たるこのたたずまい。あっぱれとしか言いようがない。看板には小児科病院とあるけれど、蔦がこれだけ鬱蒼と繁っていたら、小さい子は怖がって入りたがらないんじゃないかと要らぬ心配をしてしまいます。今日、久々に藤沢の銀座通りを歩いてみて、この蔦の絡まる病院の存在に初めて気がついた。これまで何度となくこの通りを歩いているはずなのに全く気づかなかった。それがとても不思議。見ているようで見ていない。写真には写っても目には入って来ない。見るという行為は意識の底で見ることと見ないこととを取捨することなんだな。(あ)

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