いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

濃き淡き緑棚田に風映す

藤沢の大庭図書館から津軽三味線のCDを5点借りてきた。大庭図書館を利用するのは久しぶりである。CDを借りるのはもっと久しぶりである。久しぶりすぎて、受付で図書館カードを渡したら、有効期限がとっくに過ぎていますと言われた。改めて申し込み用紙に必要事項を記入していたら、いちばん下にパスワード発行希望の有無を尋ねる項目があった。これ、何のパスワードですかと訊いたら、自宅のパソコンから蔵書検索や予約をするときに使うパスワードだという。なるほど、そいつは便利だありがたいとパスワードを発行してもらうことにした。伊豆の国市の図書館でもこういうサービスをしてくれるといいのにね(伊豆ではまだ借りたことがないから分からないだけで、既に提供されているサービスかもしれない)。

借りてきた5点のCDには津軽三味線の演奏者として、木田林松栄、白川軍八郎、沢田勝明、高橋祐次郎、そして高橋竹山の名が見える。木田林松栄と高橋竹山は性格も演奏もまるで異なる二人としてよく比較されるが、実は師匠を同じくする兄弟弟子の関係だというのが面白い。CDの解説を読んで知った(年齢は竹山が林松栄より1歳年上)。

これから作ろうとしているアニメのBGMとして津軽三味線はどうかと思ってCDを借りてきたのだったが、聴いてみて、これはどうもテンポが速すぎて「昔コ」の語りにそぐわない気がした。もっと、なんか聞いていて眠くなるようなスローテンポの曲がいい。GarageBandでアレンジしてみるか。でもGarageBandの使い方、忘れちゃったなあ。

6,091歩。

写真は、修善寺の通学路脇の田圃。先週の木曜には田植えが既に済んでいた。土曜に藤沢に戻って来るときに、気にして車窓から伊豆箱根鉄道沿いの田圃を見ていたけれど、大仁も韮山もまだ水は張られていなかった。そういえば先々週、西伊豆へ深層水を汲みに行った折、湯ヶ島の山あいの棚田の全てに水が張られ、苗が植わってある田も何枚かあったっけ(それにしても棚田の風景って、何であんなにきれいなんだろう)。同じ狩野川流域でも伊豆市伊豆の国市とでは田植えの時期が3週間ほどずれるようだ。なんといっても天城は、温暖な伊豆であっても雪が積もる山ですから、秋の稲刈りを早く済ませるために田植えも早くなるのでしょう。(あ)

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