いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

さて蜥蜴いかが致した鉢の底

昨日、あやめ湯で一緒になった人が、湯ケ島の「河鹿(かじか)の湯」を薦めておられたので、今日、行ってみる気満々でネットに当たってみたら、水曜日は定休日とあった。

その人はいつも木製のマイ風呂桶と風呂椅子を持参する人で、あやめ湯で一緒になることが最も多い。風呂場でもメガネを外さないから最初に会ったときから強く印象付けられた。名前は存じ上げない。しかし、風呂桶持参は何となく分かるとして、風呂椅子まで持参というのは恐れ入ります。温泉には相当のこだわりをお持ちの方と見ているがどうだろう。

今日は空いてますね。たまたま風呂場に二人だけとなり肩を並べて浴槽に浸かったときに、向こうから話しかけてきた。こちらへは毎日いらっしゃるんですかと顔を向けたら、そのときはメガネをかけていなかった。ええ、と答えて両手に湯を汲んで顔にかける。私は浮気者だからその日の気分次第であちこち行くんですが、このあやめ湯がいちばんいいですね。湯ケ島にもいい湯がありますよ「河鹿の湯」とか、すぐそばを川が流れていていい感じですよ。

それを聞いて、これはぜひ行かねば、よし明日行こうとすっかりその気になったのだったが、水曜日が定休日だとは。むむむ、つくづく残念である。

井上靖『しろばんば』に川のそばの共同湯が出てくるが、もしかしてその共同湯は「河鹿の湯」のことではないかと、その人の話を聞きながら思った。いや、そうに違いない。こうなったらどうしても行かねばなるまい。金曜か、行くなら今週の金曜だな。金曜は大場の病院に行く予定だが、病院が終わったらそのまま湯ケ島までバイクをかっ飛ばすとしよう。

あやめ湯(17:20)5→1人。徒歩2,747歩。

写真は、外の蛇口の下にある大きな植木鉢(前のオーナーが備え付けた)に現れた蜥蜴(とかげ)。庭の草取りをした手を洗おうとしたらそこにいた。誤って縁から落ちたのだろうか。普通なら人の気配ですたこら逃げ去るのにその様子を見せない。何か思案しているようで動かない。這い上がれないのだろうか。自然の掟は厳しいぞ。干からびたくなかったら自力でそこから這い上がってこい。(あ)

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