いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

若葉照る下や温泉街の駅

あやめ湯(17:20)2→5人。徒歩8,702歩。

写真は、高台の学舎に向かう通学路。写真からだとどんな山道なんだと思われるかもしれないが、これでも駅から徒歩12分で学舎に着く。木の間に修善寺の家並みを見下ろし、駅ホームの発車のベルを聞きながら坂を上る。通学時のピークにはさぞかしこの道幅いっぱいに生徒の列が膨らむと思いきや、決してそうはならない。きちんと道の脇に寄って車の通りを確保している。みんな礼儀正しく純朴で朗らかで爽やかで明るい。

授業も起立礼「始めます」「お願いします」で始まり、起立礼「終わります」「ありがとうございました」で終わる。とても心地よい。心地よすぎて今日は生徒のリクエストに応えて津軽弁を口走ってしまった。ゴールデンウィークの課題プリントを配りながら、話題がゴールデンウィークの過ごし方になったところで、私の高校時代の話を少しした。高校時代は土日も盆暮れ正月もなく毎日サッカーをやっていた。ゴールデンウィークはちょうどインターハイ予選の真っ盛りで…。

そうしたら、いつも起立礼の号令をかけてくれる元気な子が、いきなり吉幾三の話をし出した。私が青森出身だと言ったので、そこから吉幾三を連想したらしい。そしてその子が、なんとカラオケでよく吉幾三の歌を歌うのだという。女の子ですよ。驚きました。今どきの高校生に吉幾三のファンがいたとはびっくり仰天大したたまげた。東京で牛を飼うという歌が好き、って言うから、それって東京でベゴ飼うだあって、あの歌か? そう、牛のことをベゴって言うんだ。子どもは? わらし。かわいいは? めごい。うるさいは? さしね。うわ〜面白い、じゃあ津軽弁で何か言ってみて教科書読んでみて。

んだば、ゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず、と津軽弁で暗誦したらこれが大うけ。5分短縮授業だったにもかかわらず与太を飛ばして気づいたら残り15分を切っていた。いかん、この調子だと試験範囲が到底終わらない。調子に乗ってまた悪い癖が出てしまった。(あ)

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