いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

朝風呂に入る

今朝は、出勤時間までだいぶ余裕があったので、朝風呂に浸かった。シャワーはよく使うが、出勤前の朝風呂は初めて。昨夜は雨で温泉に行くのが億劫になり、晩酌を始めたら風呂を立てるのが面倒になり、まあ、明日の朝シャワーを浴びればいいかと思って寝たら、3時前に目が覚めてしまった。いつもの目覚ましのセット時間より1時間早い。ブログを書き終えてなお時間が余ったので、ひとっ風呂浴びるかあ、となった。
湯槽に体を沈めて流れゆく雲を見る。通勤を控えた朝のこんな時間に、時間を気にせず風呂に入る至福をたっぷり味わう。雲が窓の右から左へ、形を徐々に変えながら流れて行く。不来方のお城の草に寝ころびて/空に吸はれし/十五の心。啄木の歌が思い浮かんだ。さしずめ私なら、伊豆国のぼろ家の風呂に沈みゐて仕事辞めたし六十路の心、といったところか。寺山修司は、わだば昭和の啄木になる、と豪語した由。こんなチンケな歌を詠んでいるようじゃ、おめだば平成の唐変木だべ、と言われかねない。
昼、三島・楽寿園の裏門近くにある、とろろ汁専門店に入る。久々に三島広小路スープカレー屋に行こうとして楽寿園の裏側の石畳道路を歩いていたら、大きな「とろろ汁」の看板に足が止まった。この道は何度も通っているが、店に入るのは今日が初めてである。気にはなっていたが、食欲をそそられるかといえば、それほどでもないといった程度の店だった。ブログを書いているから、話の種に入ってみる気になっただけで、そうでなかったら、たぶん入らなかっただろう。
店に入ってすぐの左側に日本酒のボトルがズラッと並んでいる。夜は居酒屋になるらしい。最近こういう、ランチと居酒屋という組み合わせの店が増えた気がする。今日行こうとしたスープカレー屋もそうだ。右に5人ほど座れそうなカウンターがあって、カウンターを過ぎた奥のフロアーに円テーブル3卓と方形のが2卓ある。その横に三畳間の座敷。円テーブルは団子三兄弟のようにくっついて並んでいる。全体に統一感がなく、なんとなく落ち着かない印象を持った。メニューから、とろろめしを注文。味は星3つといったところでしょうか。7,529歩。
写真は、とろろめし。麦飯の上にとろろ汁がかかった丼、赤味噌の味噌汁、伊達巻、高野豆腐、蕎麦、お新香のセットで800円。結構なボリュームです。自然薯里山守るおどちゃの手(あ)
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