いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

車庫を貸す

提出書類の作成に手間取って、職場を出たのが午後1時過ぎになった。いつもなら、金曜日は仕事を終えたらその足で藤沢に戻るのだが、明日、大学時代の仲間が伊豆に飲みに来るので、そのまま伊豆にいることにした。で、何処かで昼食を摂ろうと思ったが、通勤路途上の気になる店はおおよそチェックが済んだし、いや、探せばまだまだ十三湖の蜆ほど店はあるのだが、第一、先立つ物が心細くもあるし、今日はどこにも寄らず買い置きのカップ焼きそばで済ますことにした。

カップ麺は大概焼きそばを買う。なぜか。それは、酒のつまみにもなるから。スーパーでは、まず最初に日清焼きそばU.F.O.の値段をチェックする。このU.F.O.が私の見立てではカップ焼きそばの横綱である。ソースが他社のと比べて頭一つ抜き出ている。なかなか安売りの対象にはならないが、たまに104円で積み上がったりする。そこを狙ってすかさずまとめ買いをする。たとえ、キューピーからしマヨネーズ付きのマルちゃんごっつ盛りが97円だったとしても、そちらには目もくれない。一品7円という金額の差は決して小さくはないが、U.F.O.の濃厚ソースはそれを補って余りある。・・・何だか日清の回し者みたいな物言いになってしまったが、旨いんだからしかたがない。
夕方、ホースで庭に水を撒いていたら、2軒坂の下の奥さんから声をかけられた。犬の散歩に出かけるところだという。犬は今まで見たことにないような犬で、どこか外国の犬なのだろうが、不案内で種類が分からない。ともかく可愛らしい犬としか言えない私。
「あら、今日はいらしてた。ちょうどよかったわ。今夜、うちにお客さんが来るんだけど、車を停める場所がなくて困ってたの。もしよかったら、おたくの駐車場をお借りできないかしら。無料で」
「どうぞどうぞ、遠慮なく使ってください、お互い様ですから。それで、実は私の方でも明日お客さんが車で来ることになっていて、その車が8人乗りのワンボックスだと言うんです。もしかしたら頭がつかえて家の車庫に入らないかもしれないので、そのときはそちらの車と場所を変えてもらうことはできますか?」
「それだったら、隣のTさんに頼めばいいですよ。お隣のお家は別荘で、普段は住んでいらっしゃらないから、言えば使わせてくれますよ。私たちはいつもそうしているから。電話番号を教えましょうか?」
「いえ、それには及びません。まだ車の大きさを確認していないし。もし家の車庫に入らないようだったら、そのときはあなたを通して連絡してもらうことにします」
「そう、それじゃ私の携帯番号を教えておきますね」
てなわけで、これで大きい車での来客も可能となった。7,024歩。
写真は、デッキ用に作ったベンチ。何とか明日の来客に間に合った。ぼろ家に大きい車は似合わない(あ)
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