いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

釣り大会に参加した

今日は神奈川県の某団体の釣り大会。私はスタッフとして参加した。毎年行われる恒例のイベントである。対象魚はキスで、茅ヶ崎まごうの丸から出船する。この釣り大会は平成8年から始め、今年で19年目を迎える。19年間ずっとスタッフとして大会の手伝いをしてきた。来年は節目の第20回。そうか、もうそんなになるんだね。

始めた当時は平塚の夜の職場に勤めていて、その職場の釣り仲間がとある酒の席でほざいた一言が、翌年の釣り大会の開催につながった。某団体から補助金が出て、参加料は一人3000円。中学生以下はその半額。格安で船釣りが楽しめるとあって、毎年数多くの人が参加する。今年は、うちの孫くらいの小さいお子さんも含めて約60名が参加した。かつての同僚が家族で参加しているのにも出会えたりして、私自身、この釣り大会を毎年楽しみにしている。
船は午前8時に茅ヶ崎漁港を二船に分かれて出船し、それぞれ船長任せのポイントに向かう。私の乗った船は、烏帽子岩より200メートルほど海岸寄りのポイントを選んだ。水深7メートル。まずは浅いところで数を釣ってもらおうという船長の計らいと見た。その計らいがずばり当たって、みなさん、一投目でキスを釣り上げる。船中が一気に賑やかになった。型は幾分小ぶりだが一荷(一度に二匹の魚を釣ること)で釣り上げる人もいた。私にも第一投で一荷が来た。
私は市販の仕掛けは使わない。前の日に作っておいた自前の仕掛けを使う。特徴は、2号のハリスを使うということ。キス限定ならば、普通、2号なんて太いハリスは使わない。しかし、ときにマダイとかヒラメとかマゴチとかが掛かることがある。そこで、そういう高級魚が掛かったときにバラさない用心として太めのハリスを使うのだ。実際、過去にこの仕掛けで1キロ超のマゴチを釣り上げたことがある。そして、今日は同じ仕掛けで良型のカワハギを釣り上げた。
午後1時、船長の合図で納竿となり、二船揃って帰港。キス3尾の重量で順位をつけていった結果、今年は228グラムがトップとなった。トップ賞になった方は、私の前の同僚の女性で、今回はお父さんと一緒に参加していた。受付で渡した餌のジャリメを「虫」呼ばわりし、船が最初のポイントに着いたとき、いきなりサングラスを海中に落として、ひとしきり騒ぎ立てた方である。発表が終わって、優勝おめでとう、と声をかけたら、サングラスは落としたけど、おかげで優勝できてよかったわ、と言っていた。何のおかげなんだかよく分からなかったが、もう一度おめでとうを言って祝福したことだった。2,194歩。
写真は、本日の釣果です。全体的に小ぶりだけど、まあまあの数は出ました。サングラス良型のキスたばかれり(あ)
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