いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫、海賊船を作る

昨夕、突然、娘が上の孫を連れてやって来た。自分が世話になっている藤沢の歯医者に、孫の歯を診てもらうので連れて来たのだと言う。夕食のとき、娘が孫に、「ママは明日お仕事があるから帰るけど、一緒に帰る? それともじいじんちに泊まる?」と訊いた。すると孫は、泊まる方を選んだ。ああ、しまった。これで日曜の予定がすっかり狂ってしまった。日曜は、いよいよもって尻に火がついた仕事を処理しようと思っていたのに、孫の世話をしなければならなくなった。今回は孫娘がいないとはいえ、時間を取られることに変わりはない。なんたるちあ、さんたるちあ、全く当てが外れてしまった。

泊まりの朝はいつもゆっくり布団から這い出る上の孫も、今日に限ってなぜか目覚めが早い。7時前に起きてきた。目玉焼きで軽く朝食を済ませたところで、ほら来た、「じいじ、何か作ろっ」。そう言えば、最近はブロックにほとんど手を出さなくなった。ブロックで何かを作るのでは物足りなくなってきているようだ。「そうだな、何作ろっか」「ロボットがいい。一緒にロボット作ろ」「よし、ロボットだな。ちょうどいいのがあるから、これを使って作ろう」と言って、昨日セッティングを終えたばかりのハードディスクの箱にあったクッション材を渡す。それと、以前100円ショップで買っておいた竹ひご。これで自由に作ってごらんと言ったのだったが、孫はあくまで一緒に作ろうと、パソコンに向かっている私の袖を引っ張る。勝手に作らせておいて、その間に一仕事をとの目論見は見事に失敗。仕方がない、この際とことん付き合ってやるかと腹を括る。
孫は、クッション材と竹ひごと爪楊枝、後からカミさんが追加した発泡トレーを組み合わせて、ロボットではなく海賊船を作った。クッション材の形を見てそうしたらしい。感心したのは、これまでパーツをくっつけるのにテープを使っていたのを、今日はテープではなく爪楊枝を使ったところ。まさに和船の作り方そのものではないか。これには驚いた。おぬし、なかなかやるのう。
それでも、ロボット、ロボットとうるさいので、散歩がてら、湘南モールフィルトイザらスへ行く。てっきりガンプラを手にするかと思っていたら、豈図らんや、ワンピースの海賊船を選んだ。早速家に戻り、説明書とにらめっこで最初から最後まで全て一人で仕上げる。しばらく孫のワンピース熱は冷めそうもない。6,642歩。こうなると分かっていても青嵐(あ)
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