いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

昼下りのガスト

三島の職場前の道路工事の進行が予定よりも遅れているようだ。大きな溶岩の塊が行く手を阻み、掘削に難航しているらしい。仕事の帰りに工事現場の脇を通ったら、大きな岩がゴロゴロ積まれている向こうに、削られた岩肌が見えていた。この道が完成し、日本大学の駅前ビルの脇にある横断歩道がもう少し東レ工場側に寄ってくれると、駅から職場の門まで最短になるんだがなあ。

そのまま東海道線のガード下を潜り、三島田町まで歩く。楽寿園の正門脇を通り過ぎた先で歩道部分の舗装工事をしていたので、そこを避けて御殿川沿いの路地裏に回る。やや行くと、川端のベンチに腰掛けたお婆さん二人が川面を見つめながら世間話をしていた。こんにちは、と声をかけながら横を通り過ぎる。何となく、そう声をかけてしまう雰囲気がこの路地裏にはある。これが広い公園だったり、陽が燦々と降り注ぐ大通りではこうはいかない。見知らぬ人と挨拶を交わすには、程よい距離感と、程よい陰翳と、程よい時間の流れが必要なようだ。
正午過ぎ、伊豆長岡のガストで昼食を摂りがてらブログをまとめる。三島田町界隈の新しい食事処を開拓してもよかったが、少しまとまった時間が欲しかったので、結局いつものガストに落ち着いた。ファミレスは多少騒がしいところがあるが、気兼ねなく長時間テーブルを占有できるのがいい。同じような考え方をするのは私ばかりではないらしく、今日は向かって左側の角のテーブルでは男子高校生二人が勉強道具をいっぱいに拡げ、右側の角のテーブルでは日本語教師らしい年配の女性と、その生徒らしい若い女性が日本語教室を開いていた。その2グループとも私が席に着く前からそこにいた人たちで、私が席を立ったのは午後4時前だから、その後何時までいたか分からないが、少なくとも3時間以上は優にテーブルを陣取っていたことになる。私も随分粘った口かと思ったが、まだまだ上には上がいるものです。5,780歩。
写真は、孫娘がタケノコを折り、勢い余って尻餅をついたところ。お兄ちゃんが腰掛けていたタケノコが、数分後にはこうなりました。路地流る川面に夏の光あり(あ)
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