いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫が輪ゴム鉄砲にハマった

伊豆から小田原まで電車を乗り継いで孫を迎えに行く。小田原で、藤沢から車で向かったカミさんと合流。新緑の箱根新道は、前を走る車の影をほとんど見ることなくスムーズに進む。カミさん曰く、ゴールデンウィークでお金を使ったから、今週末は行楽を控えている人が多いんじゃないの。とか言っているうちにすんなり箱根峠に到着し、トイレ休憩。孫娘がトイレと言い出したのでパーキングに入ったのだったが、当の言い出しっぺはトイレに向かわず、駐車場脇に咲いているタンポポを摘み始めた。先月はカミさん一人で孫を伊豆まで連れて来ており、そのときも箱根峠でトイレ休憩をしたらしいのだが、そのときは孫娘がトイレに入って歌を歌い出し、なかなか出てこなかったという。そのうち、上の孫の姿が見えなくなったりして、一人で孫二人を連れて来るのは大変だとぼやいていた。それを聞いていたので、別に頼まれたわけではないが、今回は私が小田原まで出向くことにした次第。ひとしきりタンポポ摘みを見守った後、カミさんに孫娘を預け、私は上の孫と並んでトイレを済ます。孫娘が摘んだタンポポを編んで冠を作ってやろうと、50年前に野に遊んだ記憶を呼び起こしてみた。だけど、悔しいことにまるで思い出せなかった。

2階デッキで、富士山を見ながら弁当を拡げて昼食。弁当は、途中で立ち寄った韮山高校近くの「らんちてい」という弁当屋で買った。前回同じ道を通ったとき、この店で高校生が弁当を買っている姿を目にしていた。カミさんの見立てでは、高校生が入る店は旨いのだという。ならば今度買ってみようかという話になって今日の立ち寄りとなった。実際、食ってみたら旨かった。しかもボリュームがある。500円は並の値段か。揚げ物が中心で、味付けといいご飯の分量といい、あれは若者向けの弁当だな。年寄りや子どもが平らげるには、ちと辛い。
午後は、デッキにテントを組み立てて、その中で紙粘土遊び。その間に、下の和室に輪ゴム鉄砲をダンボール箱から取り出し、さりげなくセットしておく。紙粘土に飽きた孫がそれを見つけてびっくりするという趣向。この輪ゴム鉄砲は的も含めて、かつての教え子が孫のためにと特別に作ってくれたもので、とても精巧にできていて、第一遊び心を大いにくすぐる。案の定、見つけた孫はこれにハマった。ただ、的はダンボール箱の中だけに止まらず、鉄瓶やら時計やら、ティッシュ箱やらコップやら、はたまた庭の花や毛虫にまで拡大してしまって、撃ったあとの輪ゴムを集めるのが大変だった。2,979歩。
写真は、近所の空き地でタケノコを掘っているところ。いや、タケノコに腰掛けているところ。夕食はこいつでタケノコご飯を炊いた。筍や孫らとともにすくすくと(あ)
f:id:jijiro:20140512035336j:plain