いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

棒でセミは捕れません

朝、伊豆から小田原へ孫を迎えに行く。藤沢から向かったカミさんとは小田原で合流。この段階でカミさんの頭には、今日の夕食は餃子という風景が出来上がっていて、ニラを買わなくっちゃと言って小田原のスーパーに車を入れる。餃子はいいけれど、たかがニラごときで何も小田原のスーパーに寄らなくったって、伊豆で調達すれば済むことではないか、入れば孫は菓子売り場に突進するぞ、と忠言したら、それもそうだと珍しく素直に聞き入れて、一旦スーパーの駐車場に入れた車を道路に出す。
箱根峠は霧がかかっていて、カミさんのハンドルも緊張気味になる。こちらは緊張を幾らかでもほぐそうと窓を全開にして、孫たちよ、ほれ、天然のクーラーだよ、と言ってみたのだが、カミさんの緊張をほぐすほどの効果はなかったみたい。山中城跡を過ぎたところで霧から解放されてカミさんもさすがにほっとしたようだったが、おいおい、だからといってカーブを曲がるのにそんなにスピードを出してはいけません。逆にこっちが緊張してしまいます。
三島塚原から伊豆縦貫道を走る。午前10時を過ぎたあたりだったが、反対の上り車線がかなりの渋滞で、遥か視界の端まで車が連なっていた。こんな渋滞を見たのは初めて。これも盆休みの影響だろうか。下りはスムーズに流れ、左折すべき交差点もカミさんはしっかり覚えていて、こちらが指示を出すまでもなく左折してくれた。そりゃもう、この道を通るのは3回目だから、いくら地図に弱いカミさんだって当然覚えるわな。
いつもなら、弁当屋へ寄ったり100円ショップへ寄ったりするのだが、今回はどこへも寄らず真っ直ぐ伊豆の家に向かった。これも珍しい、というか初めてのパターン。すんなり伊豆の家に着いて、まずは昼食。途中つまみ食いをしなかったから、孫の食欲は見惚れるくらい旺盛。これですよ、これ。菓子で腹を満たしてはいけません。5,629歩。
写真は、夕方近く、向かいのホテルの駐車場でセミ捕りをしている孫。あのね、棒で叩いたってセミは捕れないんだって言ってるのに、言うこと聞かない子だねえ。セミ捕りのセミをつかめぬ孫である(あ)
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