いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

真桑瓜はダメでした

朝起きて、いの一番に菜園に植え付けたミニトマトと胡瓜に水遣りをする。真桑瓜の苗は、結局2本とも枯れてダメにしてしまった。2年前に藤沢の市民農園プリンスメロンに挑戦したことがあったが、その時も枯らしてしまって、実を結ぶまでには至らなかった。前回も今回も、肥料と水をそれなりに施したつもりだったが、あえなく枯れ草の一部となってしまった。どうも、メロン系の栽培は、素人の手には負えないようだ。

洗面所の外の壁際に、去年から野いちごを3株植えてあって、今朝見たら、葉っぱの陰に真紅の小さな実を2つ付けていた。葉は3株ともボワボワに茂らせて、去年よりもだいぶ逞しくなっている。可憐な白い花がいくつも咲いているから、もうじきそれがビー玉ほどの赤い実を結ぶことになるだろう。よし、それでジャムでも作るべえ。いや、その前に食いしん坊の孫の口に入ってしまうかな。
野菜の水遣りを終え、一番電車で藤沢に戻る。連休とあって、電車内も普段とは異なり、レジャーの装いが目立った。三島駅から乗った東海道線の向かいの席に、少女漫画雑誌から飛び出してきたようなお揃いのコスチュームの少女が二人座っていた。一人のスマホの画面に頬を寄せ合い、楽しそうに微笑んでいる。東京の何かのイベントに出かけるところなのだろうか。厚底の靴もその紐も、膝に乗せたクリーム色のエナメル鞄も、見事にお揃い。爪までは見えなかったけれど(見る気なんてこれっぽっちもなかったけれど)抜け駆けを許さない同一色だったのかもしれない。
湯河原と真鶴からは、部活動の高校生が多く乗り込んできた。ゴールデンウイークは、高校生にとってはスポーツ大会目白押し週間なのだ。こんな、朝6時台の電車に乗らないと間に合わないくらい、試合会場まで遠いのだろうか。私が高校時代を送った青森では、県レベルの大会は、青森、弘前、八戸の主要3市が年毎持ち回りで試合会場になっていたので、青森以外の試合会場の場合は、前の晩に旅館に宿泊して次の日の試合に臨まなければならなかった。でもそれは、必要に迫られてそうせざるを得ないローカル事情はあったにしても、今思えば、試合前に寝食を共にして団結を確かめるという意味では、それなりに有意義な部分はあったのかもしれない。9,505歩。
写真は、城山の懸崖。下山途中、数人のクライマーがトレーニングをしていた。岩肌を若葉の風の這い登る(あ)
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