いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

一年ぶりのいずぃなりの会

前の職場の仲間が伊豆の家へ来るというので、午前中、迎える準備を細々とやった。
先日敷き詰めたコルクマットが、何の加減か分からないけれど、所々ぷっくら膨らんでしまった。その膨らみを両面テープで平らにしていく。本来ならば、一枚一枚両面テープで床に張り付けておくべきところを、手を抜いてそれをやらないでいた。上手くジョイントできたので、それでいいと思っていた。ところがどっこい、上手くなかった。やるべきことをちゃんとやっておかないといけませんね。
次に、八畳洋室に置いてあった押入れの棚の解体に取りかかる。この棚は元々、現在食器棚になっている押入れに、二段にして重ねてあったもの。前オーナーの手作りらしい。食器棚を作るのに邪魔になって八畳洋室に移しておいた。今回、大勢の客を迎えるにあたって、その寝所を確保するのに、いよいよ解体処分しなければならなくなった。それで解体に取りかかろうとしたのだが、そこでまた再利用の虫がむくむくと蠢いた。そうだ、これで孫たちが書き物をするテーブルを作ろう。庭に放置したままの垂木を切り揃えて並べれば頑丈なテーブルができるだろう。垂木の有効撤去にもなる。よし、と意気込んで作り出したが、これが意外に手こずった。垂木を二本切り並べたところで今日は終了。
午後3時、午前中に予約しておいたゆず大福を受け取りに行く。開け放たれた玄関から、ごめんくださいと言ったが返事がない。もう一度、今度は少し大きめな声で呼んだが反応がない。テレビの音は漏れ聞こえてくるが人の気配がない。3時に行くことは伝えてあるからいないはずはない。トイレにでも立ったのかなと、更にボリュームを上げて叫ぶように呼んだが変化なし。そこで一旦、玄関を出て、洗濯物の干してある車庫を通り抜けて家の裏に回る。すると、こちらも開け放たれたガラス戸の奥に人の姿が見えた。その人がゆず大福を10個作ってくれた人。たった一人でゆず大福を作り売っている。先日、静岡放送の取材を受けたという。おかげさまで売れ行きも順調とのこと。土産屋や駅の売店では売っていない。そこへ行かなければ手に入らない逸品である。
前の職場の仲間を伊豆長岡駅に迎える。そのまま駅前からバスに乗り市役所前で下車。市役所裏の光琳日帰り温泉の露天風呂を堪能する。光琳から歩いて駅に向かい、途中のスーパーで遅れて到着した仲間一人と合流。そのスーパーで夕食の買い出しをして、家までタクシーを飛ばす。ストーブに薪を、囲炉裏に炭を入れて、さて、一年ぶりの「いずぃなり」の会の、はじまり、はじまり。
写真はゆず大福を売っている店(?)。普通の住居と全く変わらない。ここは初めて? 美味しいよ、食べてご覧、と一個ご馳走になっちゃいました。6,479歩。人情と温泉熱き伊豆の国(あ)
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