いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

私は150歳

大仁のガストで朝食を摂る。今日は結構混んでいた。私も含め7箇所のボックスが埋まっている。4人座っているボックスがあって、黒いスーツの男性二人が年配の夫婦に書類を広げて何やら説明している。夫婦は神妙な顔でそれを聞いている。生命保険の勧誘だろうか。いや、それだったらわざわざ男二人雁首並べる必要がない。女性一人で足りるはずだ。何だろう。もっと、何かこう重大な契約を正にしようとしているような雰囲気が漂っていた。テーブルにあるのは書類だけ。飲み物も何もない。時計はまだ9時になっていない。まったりした朝の空気が、そのテーブルだけどんより重く感じられた。

ガストを出て中央図書館に行く。この図書館は少年少女向けの書籍が充実している。大活字で総ルビの文学全集とか、伝記とか、図鑑とか、いろいろある中で特に際立つのは、日本語に関する図書が豊富だということ。児童向けに書かれた「日本語の歴史」の本があるなんて知らなかった。こういう本は教養として大人が読んでも面白いかもしれない。
午後はデッキ下のスペースにブロックを敷く。いずれはここに漬物小屋みたいなものを建てようと思っている。できればベタにコンクリートを打つつもりだが、優先順位としてはパーゴラの後かな。それまでは、とりあえずのブロック置き場としておく。これは、初期の修繕でくり抜いた石膏材とかモルタルの残骸を隠すためでもある。隣家でも、庭の土を入れ替えたり、新しい苗木を植えたり、本格的な庭作りをやり出したので、それで、こちらもあまりみっともない格好もしていられないというところですね。目隠し用に植えた2本のゲッケイジュは、先日の大雪にも耐えて何とか立っている。でも、目隠しになるまでには、あと数年かかりそうだ。
午後3時になると、市の同報無線のスピーカーから「小学生が下校しています。子供たちが安全に家に着くよう見守ってください」という放送が流れる。伊豆の国市は、本当に地域ぐるみで子供たちを見守る文化が浸透している。子供たちも誰彼の区別なく挨拶をする。今日も、温泉へ向かう道で下校の小学生に挨拶された。普通はこれで終わりだが、今日は挨拶に加えて質問をもらった。何歳ですか?  いきなり年齢を訊かれてドギマギ。そうしたら隣の下校仲間が「150歳」。そんなわけないだろ。3,511歩。亀鳴くやお前百までわしゃ百五十まで(あ)
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