いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

今時の若者

プラスチックのゴミを30Lの袋にまとめ、バイクで収集所へ。そのまま大仁まで走らせガストで朝食を摂る。客は、入口側に若者3人、奥に中年の女性一人だけ。同じガストでも伊豆長岡店だと、同じ時間帯で10人は下らない。伊豆長岡は駅から近くて宿泊客を取り込める分、大仁とは集客力が違う。今日はいつものメニューにミニサラダを付けた。このところ野菜を摂っていなかったから。庭の春菊も売っているものと遜色ない背丈になっているので、それを摘まんで調理すれば良いのだが、面倒臭さが先に立って実行できていない。大根も葱も同じ。じゃあ、何のために植えたんだという話だが、植えたときは鍋料理に使うつもりでいた。鍋料理は相応の人数が寄って集ってつつくのが相場という先入観があって、で、これまでそういう機会がなく、一人鍋も何となく気が乗らず、ついつい放ったらかしという仕儀に相成る。昨年の12月に孫が来たときが絶好の機会だったが、そのときは春菊がまだ手の指くらいの長さしかなく、大根も牛蒡くらいの太さしかなかった。元々日当たりの良くないところに植えてあるから成長が遅い。今頃になってようやく俎板に上るくらいの大きさになった。

若者と女性の中間の席に座ってモーニングセットを待つ。若者たちの話を聞くともなく聞いていると、3人は、先日、卒業式を終えたばかりの高校生らしい。そのうちの一人に付き合っている彼女がいて、その子は女子校に通っている。大学に行っても付き合うつもりで、行く行くは結婚しようと思っている。それで、もしそうなったときに、結婚式に呼ぶのにどの辺りまで声をかければいいのかなあ。って、おいおい、何を考えとるんじゃ。未来ある若者よ、もっと大局を見なさい。世界を見なさい。結婚も大事だが、その前にやることがあるでしょう。モーニングセットがテーブルに届いて、スープを取りに件の高校生の横を通ったら、結婚君の他の二人のうち、一人はゲーム機と睨めっこ、もう一人はアルバイト先へ出す(多分)履歴書を書いている。お前さんたちはどういう繫がりでそこにいるの? 今時の若者が妖怪鵺のように思えてきました。

写真は、昨日温泉に行く途中で狩野川の土手から見た虹。ちょうど三島行きの電車が通るところだった。2,173歩。啓蟄や出たな妖怪七変化(あ)

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