いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雪解けの道

昨日の確定申告の説明会を受けて、確定申告は「e-Tax」でデータ送信をすることにした。それには住民基本台帳に格納されたデータをパソコンに読み込ませるためにICカードリーダライタが必要になる。それで藤沢のビックカメラまで見に行くことにした。

今日は朝から気温が上昇し、正午過ぎには幹線道路の雪は粗方消えていた。チェーンを巻いた車がガチャガチャ音を立てて通り過ぎて行く。苦労して装着したチェーンを外すのも手間らしい。歩道は、肩幅ほどの広さにアスファルトが見えているところもあれば、シャーベット状の雪が一面に残っているところもある。歩いていると、自分の家の前の雪掻きをする人が目立った。天気のいいうちに雪掻きを済ませてしまおうという心づもりは一様らしい。皆、明日の朝の凍結に備えているのだね。なんて勤勉な国民なんだ。

箱根駅伝の選手が駆け抜ける道を渡ったところが南仲通り商店街である。そこに面白い雪だるまを見つけた。朝一番の開店準備で雪掻きをした時に、その掻き集めた雪で作ったのだろう。なかなかセンスがいい。こういう遊び心を大事にしたいと思う。商店街にこの手の雪だるまが突如列をなしたら、俄にプチ雪祭りとなって道行く人の心をほんわかさせたかもしれないなあ。なんて、そんなことを想像しながら歩くのが楽しい。

ビックカメラICカードリーダライタの場所を尋ねたら、レジカウンターの直ぐ近くにそのコーナーはあった。確定申告のシーズンということで、目立つところに設置してあるのかもしれない。価格は2480円〜2980円。そのうちMacに対応している製品は2つのみ。しかも、住民基本台帳カードの種類によっては使えない場合もある、なんて怖いことが書いてある。そこで、店員に藤沢市の場合はどういう種類のカードかと訊いたら、そんなもの知るかという顔をされた。そりゃそうだ。訊いた私が悪かった。市民センターで住民基本台帳カードを手に入れてから、再度出直すことにします。12,000歩。おお、ジャスト。一筋の湯気たぎらせて雪掻けり(あ)

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